肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2014.3.30

要注意!落とし穴だらけのUVケア選び

皆さま、こんにちは!林田です。

そろそろ紫外線が気になる季節になってきましたね。

 

さて、皆さま紫外線対策はどのようにされていますか?

老化は、その8割が光老化(紫外線と紫外線によって発生した活性酸素による老化)と言われています。

つまり適切な紫外線対策さえしていれば、見た目年齢はぐっと若々しく保てるということ。

 

ちなみに腕の内側の肌が光老化の影響が少ない、自然老化の肌。

顔の肌と比べると随分ときめ細かくキレイではないでしょうか。

紫外線対策さえ行っていれば、この腕の内側の肌に近づけることも可能です。

 

でも紫外線対策の主役であるUVケア製品には実は落とし穴がいっぱい。

今回は適切な商品を選ぶための情報をお届けしていきます。

 

 

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紫外線対策と言えば、

皆さんUVケア製品はSPFを基準に選ばれているのではないでしょうか。

最近ではPAを基準にすることも増えてきました。

SPFは一体どのくらいの数値があれば良いのでしょうか。

holysticimage012
SPF50だから大丈夫、生活紫外線ならSPF20あれば大丈夫、

そんな情報も多くありますが、

実はもっと大切なのは塗る量と落ちやすくないかどうか、なのです。

ここを把握していないと、SPF50を塗っても日焼けすることがあるんです。

それはなぜか。

 

 

実はSPFは1平方cmあたり2mg塗った場合を前提に測定しているのです。

顔全体だと0.8gくらい、500円玉大をたっぷりと使うことが前提で測定して出た数値がSPF50なのです。

つまり、この半分の量しか塗らなければSPFは半分になるということ。

まずはここが要注意ポイントです。

 

どうでしょう、500円玉大となると顔が真っ白になりそうではないでしょうか。

またもう1つが落ちにくいかどうか。

SPFの測定は室温18℃~26℃の室内で行われるため、

日焼け止めが汗などで落ちることは想定されていません。

ですからこれから夏に向けては屋外では汗をかくのが当たり前になりますから、

落ちにくい対策がされていないことにはSPFの数値ほどの効果は見込めなくなります。

最近流行のパウダータイプの日焼け止めや化粧水タイプの日焼け止めは

どうしても汗で流れやすい形状ですので、

こまめに塗り直したり落ちにくい乳液やクリームタイプのものを併用することがオススメです。

 

 

さて、もう1つ選ぶためのポイントをお伝えします。

それはナノ原料を使用しているかどうか。

UVケア商品というと一昔前までは顔に塗ると真っ白になる、

伸びが悪くてムラになりやすいなど難点が多いものでした。

 

ところが最近ではどうでしょう?

スーッと伸びて、ムラにも白くもならない。なのにSPF50。

 

これがなぜ実現できたかというと、

紫外線反射成分である酸化チタンなどの鉱物をナノ化することに成功したからです。

ナノ化とは粒子を極めて小さくする技術で、

これによって鉱物の粒子がよれたりムラにならないため、

白浮きを抑えることができるようになったのです。

 

ただちょっと考えてみると、

要は肌に不用な紫外線反射のための鉱物が肌の中に入っていくから白くならない、

ということなのです。

 

肌の健康の観点から考えると、随分と怖いお話です。

酸化チタンは肌に刺激が少ない原料と言われていますが、

あくまでも鉱物。

それをナノ化して肌内部に浸透させるというのは、

どういう影響があるのでしょうか。

 

ナノ技術の進化は目覚ましく、真皮層にまで浸透するというデータも出てきています。

そのため逆に化粧品大手メーカーでは、

肌の真皮組織にまで入り込んで影響を与えないよう

角質層で留めることを実験で証明していたりするくらい。

 

また世界的なオーガニック認証団体の多くは、ナノ技術の利用を禁じています。

できる限りナノ化をしていない安全性の高いUVケア製品を選びたいものですね。

お手入れのポイントとしては、

ビタミンや抗酸化作用の強い植物成分を配合した基礎化粧品をUVの前に使うことがオススメです。

最近では美容液成分を配合したUVケア製品も増えてきています。

 

紫外線をシャットアウトするだけでなく、紫外線による活性酸素をその場で抑えることができれば

さらに紫外線のダメージは小さく抑えられます。

UVケア製品を選ぶ時にはSPFだけでなく、

落ちにくい形状かナノ化原料を使用していないか、

抗酸化作用のある成分は含まれているかなど

パッケージの裏面をしっかりと見ながら選んでいきましょう。

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