肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2022.3.3

わたしにも地球にもやさしいコスメを。

 

この度、HANA ORGANIC の「ザ パレット」と「塗香ルミナイザー」が「人にも地球にもやさしいコスメ」を表彰する【サスティナブルコスメアワード 2021】を受賞いたしました。

 

3月11日19時からは、サステナブルコスメアワード審査員長の岸紅子さんをお迎えしたインスタライブも予定し、地球とわたしの美しさはつながっているというテーマについてお話いただきます。(詳しくはこちら

 

今回のコラムでは、わたしにも地球にもやさしい製品を探求したいと取り組むHANA ORGANIC の活動をご紹介します。

 

 

 

サステナブルコスメアワードとは

 

サスティナブルコスメアワードとは、2020年に環境省の森里川海アンバサダーでもあるアクティビストチームMOTHER EARTHの主催で始まった「人にも地球にもやさしいコスメ」を表彰するアワードです。

 

SDGs視点をベースとした評価基準をもとに、成分をはじめ原料生産・製造・販売・流通・消費・廃棄といったあらゆるプロセスを含めた製品のライフサイクル全体を通じて多角的に評価・審査・表彰することで、コスメのサスティナビリティを推進することを目標としています。

 

今もっともわたしたちが・地球が必要としているこのような賞をいただき評価されるということは、コスメに関するどんな賞を取るよりも、HANA ORGANIC にとってとても嬉しいことです。

 

審査員賞に選定された「ザ パレット」について、これまであまり詳しくお伝えしてこなかった「地球にやさしいコスメ」としての側面についてお話しします。

 

 

 

流行に振り回されないから、わたしにやさしくて、地球にやさしい。

化粧は古来、様々な厄災を乗り越えていくための祈りや人々の持つ自然の力を高めるためのものとして使われてきました。その中でも特に重用されてきたのが、大地から生まれた色の力です。

 

自粛生活が続く中で外出も減り、メイクの機会も減って、色を失いがちな現代の女性たちに、改めて色の持つ力に気付き、誰かに見せるためのメイクではなく伝承的な「わたしの自然の力を高めるためのメイク」を提案したいと思い、開発に至りました。

 

パレットに並ぶ赤、青、黄色、白のマザーカラーは、研究所であらゆるオーガニックメイクを作り出す原料となる色。また古代の祖先たちが大地から見出し使っていた根源的なベンガラ、黄土、群青、白土と呼ばれる色そのもの。

 

 

マザーカラーをそのまま肌に載せてみる、混ぜて自分の好きな色を作り出す、その体験を通して、流行に振り回され正解を追いかけるメイクではなく、心のままに地球から生まれた色と遊びわたしを解き放つ Holistic Care としてのメイクに気が付いてほしいと考えました。

 

アパレルやコスメの世界では、流行に合わせた新商品がシーズン毎に発表され店頭に並びます。シーズンが終わり流行が過ぎてしまったアイテムは、ほとんどの場合使い切られることなく次のアイテムへと取り替えられることになります。女性であれば誰でも身に覚えのあることだと思います。

 

近年では国内アパレルで新品の服が、なんと1年間で10億枚廃棄されているという報道もあり、現代の大量生産・大量廃棄の問題が顕在化しました。アパレルほど報道はされていないものの、コスメ、特にメイク製品も同様の問題を抱えています。

 

流行に合わせた消費や大量生産は、女性たちから「わたしらしさ」を奪ってしまうと同時に、大量の資源を無駄にし環境破壊を進めてきたのです。

 

流行をベースにした消費から、解放されること。

 

ザ パレットと向き合うと、今日自分が身に着けたい色が必ずしも流行の色ではないことに気が付きます。朝、色を混ぜ、鏡を見て、感じるままに。自分が纏いたい色は、自分で作る。色をわたしに取り戻すと、メイクがとても楽で、自由に感じるはずです。

 

本当にわたしにやさしいことは、地球にもやさしいことなのかもしれません。

 

 

 

 

サスティナブルな選択

ザ パレットの製品化にあたっては、地球環境への負荷をできるだけ軽くするための選択をしてきました。

 

材料(中身・成分)について

HANA ORGANIC のスキンケア・メイク製品同様、石油由来成分を一切排除しています。マザーカラーはタール系色素を使用せず、天然ミネラルから作られた色を使用しました。

 

メイク製品に用いられることの多いナイロンー12などの直径5㎜以下のポリエチレン素材はマイクロプラスチックにあたり、環境への影響が懸念されるため、入れていません。環境、健康、安全への影響が懸念され内分泌かく乱作用も指摘されているナノ化原料も排除しています。

 

 

容器・包装について

ザ パレットの専用容器にはプラスチック製ではなく、紙を採用しました。プラスチックは正しく廃棄しリサイクルされれば必ずしも環境を破壊するものではありませんが、紙製と比較すると工場での最低生産数が多く、必要数以上の在庫を抱えてしまうことになります。

廃棄ロスの削減を考えた選択です。

 

また、容器内に鋼板を埋め込むことで、色皿に磁石をつけて取り外しができる仕様になっています。好きな色を好きな配置で並べて繰り返し使え、なくなった色のみ新しく取り換えることができるようになります(単色での販売は2022年中に予定しています)。

 

同封のマグネットを取り付けると、手持ちのアイシャドウなどの色皿も一緒のパレットでお使いになれます。

 

 

 

HANA ORGANIC は自然や宇宙と一体となり、わたしに還る Holistic Care を提唱しています。

 

環境もわたしたちとつながるものとして捉え、原料の栽培や製造、容器の選定など取り組み全てにおいて、動植物を含めた自然環境への負荷をできる限り最小限に留める方法を選択しています。

 

何か一つのことに固執せず、気持ちいいという感覚を大切にすること。製品開発においてわたしたちが大切にしていることです。(HANA ORGANIC 製品開発姿勢

 

地球にやさしいことはそのままわたしが気持ちいいことであり、わたしがきれいになれることだということ。この実感をみなさまと分かち合っていきたいと思っています。

 

 

いろいろと取り組みをご紹介いたしましたが、まだまだ至らない点もたくさんあり、また地球とわたし両方にやさしい選択肢を探す取り組みには終わりがないと思っています。これからも「人にも地球にもやさしいコスメ」をお届けできるよう努力してまいります。

 

 

 

最後に、サスティナブルコスメアワードの審査員の方々から「ザ パレット」へいただいた嬉しいコメントをご紹介します。

 

メイクのサスティナブルの究極を追求している。とてもプリミティブで「これでメイクができるの?」と思いきや、使ってみるとこの5色で遊びながら色を作るのは楽しい。子供心を呼び覚ます。
(岸紅子・NPO法人日本ホリスティックビューティ協会 代表理事 / 環境省アンバサダー)

 

化粧品廃棄ロスを目指した斬新なメイクパレットに目から鱗でした。このパレット自体で様々なメイクが楽しめるだけでなく、トレンドから外れた手持ちアイテムを生き返らせる事が出来る点もグッド。
(山田メユミ・株式会社アイスタイル取締役 共同創業者)

 

 

 

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