肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2021.2.9

「満ちる感覚。euphoria(多幸感)を知ることから。」

何かに没頭している時に、ふと時間を忘れる感覚。

自然の中で木漏れ日をぼーっと見ていて、頭の中が無になっていくような状態。

愛する人や子供と手をつないだり抱き合ったりして、心の底から安らぎを感じる時間。

誰もが経験したことのある、言葉にうまくできない、奥深いところから満ち足りていくような感覚、時間。

 

 

誰もがただあるがままで満ちることができる

この感覚を心理学などの世界では、「euphoria(ユーフォリア)」と呼び、日本語では多幸感と訳される状態で、広義に「周りの環境に左右されない高揚感・幸福感」とされています。

本来、わたしたちは存在そのものがこの世の森羅万象のすべてとつながり、豊かな自然と同じ完全なもの。

幼い子供が瞬間瞬間を生きて、幸せそのものであるように、だれもがただあるがままにいるだけで満ちることができる、HANA ORGANIC はそう考えます。

 

周りの環境に左右されない幸福感を、日常に。

しかし大人になるにつれ、社会的な物差しで自分の価値を測ってみたり、人と比較してみたり。周りの環境によってストレスを感じることが多くなってしまうのではないでしょうか。

急激に加速した膨大な情報量の波にもまれながら日々の慌ただしい生活の中で、気が付くと本当の自分を見失い、心や身体に不調をきたすこともあるかもしれません。

そんな中で、瞑想やヨガ、スポーツや趣味に没頭することなどを通じて頭の中のノイズを消して、自分の内側を静かに見つめなおす時間を持つ女性たちと出会いました。

 

 

満ちる状態を作る4つの脳内物質

人によってこの本当のわたしに還る方法はそれぞれですが、研究では脳内において4つの神経伝達物質やホルモンが関わり、それらの分泌を促せる方法を得ることで euphoria(ユーフォリア)・満ちる状態になっていることがわかってきています。

 

 

そして瞑想やヨガ、また運動や香りなど伝承的にも伝えられてきた心身を健やかに保つ方法は、Holistic(総体的、有機的)に心身に作用し、脳内でこれらの神経伝達物質・ホルモンの分泌を促すことも明らかになりつつあります。

 

満ちる時間につながる Holistic Care

 

 

まわりのざわめきに揺れ動きやすい時、ストレスから心身のバランスを崩しそうな時、この euphoria(ユーフォリア)を求める Holistic Care(ホリスティックケア)を取り入れて、満ちる時間を見つけてみましょう。

具体的な方法をご紹介します。


◆図1:満ちる感覚につながるHolistic Care

まずは図1にあるようにここ数年、注目を増してきている瞑想やヨガ、また筋トレやストレッチなどの無酸素運動や有酸素運動であるウォーキング。

これらは脳波や脳内分泌物質に影響を与え、満ちる感覚につながるホルモンなどを分泌すると考えられています。

毎日の習慣にすることで、その満ちる感覚を定着させることができ、ゆらぎにくい心身に導いていきます。

 

運動が苦手なら、香りを味方につけて


◆図2:満ちる感覚につながるHolistic Care

また運動は苦手、時間がとれないという時には、さらに手軽にできる方法もあります。

それは図2の香りの力を借りる方法。

アロマテラピーで用いたり、生花の芳香にも含まれる精油は、呼吸器から直接脳のホルモンを分泌する器官に作用し、満ちる感覚をもたらすといわれています。

毎日のスキンケアで天然の精油配合のものを用いたり、バスタイムや寝室で精油を用いるなど時間をかけずにできる Holistic Care です。

部屋や浴室の明かりをいつもより落とし、心ゆくまで香りを感じる時間もきっと満ちるひとときになるでしょう。

時には自分の好きな生花を飾ってみたり。香りだけでなくそのかわいらしい姿を目にすることも満ちる時間になるかもしれません。

 

毎日の暮らしの中にも Holistic Care はある


◆図3満ちる感覚につながる Holistic Care

そして普段の暮らしそのものを満ちる時間へと変えていくこともできます。

 

 

一つは触覚を有効に使うこと。

子供やパートナー、家族とのスキンシップ、かわいいペットと触れ合う時間を持つ、また自分自身のお手入れで優しく皮膚をなでるようにマッサージすることも有効です。

精油を使ったボディクリームなどを使うととさらに心地よさを感じられます。

また古来から日々の暮らしそのものが心を整える方法とされてきたように、雑巾がけやホウキでの掃き掃除、料理や編み物などのリズムを伴い身体を動かすことも、満ちる時間につながるのではないかと考えられます。

 

 

歩く瞑想、食べる瞑想という言葉もありますが、一口一口しっかり噛むことや一歩一歩地面に足を踏みしめることを意識して歩くことなどでも、満ちる時間は訪れます。

 

板目に沿って丁寧に拭きあげる動作。

切ったり混ぜたり器に盛りつけたり、ひとつの料理を作る手の動き。

落ち葉を踏みしめる足を見ながらただただ歩く。

満ちる時間はわたしの内側にある。

そのことに気づいて、わたしをいたわりバランスを失いそうな時には上手に Holistic Care を取り入れながら、心身の健康と美しさを保っていきたいものですね。

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