肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2021.5.14

女性は太陽。女性の笑顔が輝けば、社会は明るくなる!(恭子さん 後編)

 

一人で娘さんを育てながら、修行のようになんにでもチャレンジして、ヨガ講師の道を歩み始めた恭子さん。後半では、パワフルに広くご活躍されていながらも、肩の力の抜けた自然体の今の恭子さんに至るまでの心の変化や、これからのさらなるチャレンジについてもお伺いしました。読んでいるだけで心が元気になる!恭子さんのSTORYをご覧ください。

 

▼Instagram

https://www.instagram.com/shantibykyokohiraga/?hl=ja

▼HP

Kyoko Hiraga (kyoko-yoga.com)

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朝ヨガ・瞑想 | スタジオシャンティオンライン (studio-shanti-online.com)

 

 

「情熱的で自由なわたし」を押し込めていた時期も。思い切って夢を追いかけたら、道が開けていった。(恭子さん 前編)

 

 

 

ある時から、勝手に道が開けていくように流れに乗っていった

 

◆ヨガの講師はいつぐらいから始めたんですか?

 

◇2005年くらいからは教えたりはしていたかな。ヨガは何人かの先生に教わっているうちに、その動きを促すなら、もっとこう導いてあげたらいいのに、とか自分ももう少し学んだら先生になれるかも、と思っていて。

そこから100時間とかもちろん必要な基礎は勉強したけど、とにかく先生として実践して磨いていった感じですね。生徒さんがたまたま途切れずに来てくれていたから成り立ったんだと思います。

 

2011年に東日本大震災があって。そのころスタジオ開設しようと思っていたけど、動けなくなって。で、ヨガの先生たちみんなで福島にトラック借りて現地入りして、がっつり夏くらいまでボランティアしていましたね。で、そのあとに東京戻って自宅で教室を始めたんです。

そこからどんどん生徒が増えていって、あ、これは手狭だなと思って今の日本橋にスタジオを作ることにしたの。あの場所は外から見たときになんかもうピンっと来て。で、家に帰って検索したらちょうど空いていて。

 

◆なんかもうほんと道が勝手に開けていくような感じですね(笑)

 

◇そうそう、ちっとも計画的じゃないんですよね~。流れに乗っちゃうの。でもね、ちょっと無理かな、あれ違うかな、と思ったらちゃんと引くこともしますよ。完全撤退じゃなくて少し引いてみたり、無理せずにね、流れになんか合うようにしていく感じかな。

 

今回のコロナも、実はスタジオを変えようとしていて、次のところの契約の印鑑を押す寸前に、2月末にコロナが発生して。これは絶対危ないって直観して、急停止しました。だからおかげさまで、この1年は身軽にオンライン講座に切り替えられたりして。

あとは今鍼灸の道に入ったから、この道を究めなきゃと思って。

 

◆え、鍼灸!?もうほんっと次々とまた出会いますね!

 

◇そうなんですよね~、なんかまた出会っちゃって。(笑)

 

ヨガはやっぱり感覚的なところが大きくて。もう少し厳密にメソッドを勉強したくなって。前からやりたかったのだけど、まる3年勉強して国家資格だから、なかなか思い切れなくて。それがちょうどコロナで勉強時間できて、1年間もう学んできたから、あと2年ですね。

 

 

◆それって、どのくらい勉強しているんですか?

 

◇週6日、土曜日も、毎日通って、週3回テスト、1日2時間~8時間毎日勉強。(苦笑)テストで本当に落とすんですよ、勉強していないと鍼灸させてくれなくて。

 

医者とかは看護師とかは必ずペアだけど、鍼灸師って一人で診断して治療もするんですよね。お医者さんと対等にすべての分野で話せないといけないし。すべての病気と薬と、神経から骨、筋肉、もうぜーんぶ100点取るまでテストの繰り返し。

 

◆なんかもう・・・すごいですね。ヨガが感覚的って思うようになりますね。

そもそも恭子さんは小さい時はなにになりたかったんですか?

 

◇スチュワーデスになりたかった~。

 

◆え、それで、銀行マンになって寿他社して、今は医療従事者って(笑)。恭子さん、最初会った時から思いましたけど、本当にしなやかですよね。本出版されていたり、大きなイベントされていたり、すごいご活躍なのに、「え、わたしなんてー主婦よ~」と、ぜんぜん軽やかで。

 

◇いや、ほんとそのままだから。人とのつながりをなんか大切にしてきて、それがご縁を生んでいってくれたというような感じですかね。

 

 

それは違う、こうあるべき、という考えを手放したら、軽やかになった。

 

◆そんないつもハッピーな感じの恭子さんも落ち込むことってあるんですか?

 

◇もちろんありますよ~。3日間くらいふて寝していたい、と思うときもありますよ。

でも切り替えは早かったかな~。なんか嫌なことを言われることがあっても、振り返ると、あ、この感覚を知らなければいけない時だったんだなとか、教えてくれたんだなとか思って、ちゃんと受け止めるようにしたり。

ま、感覚があまり違う方とは少し距離をとりながら、ですけどね。(苦笑)

 

子育てしている時は、それは絶対違う、こうあるべき、とかたくさんあったけど、こうあるべき、という感覚を全部捨てた感じですね。それはヨガに教えてもらったのかな。

ゆらゆらしながら、細い軸を感じながら、ただその中心軸以外はいかにゆるやかに自由にさせるか、ということがとっても大切なのだと思うんです。目は後ろにもある、どこにでも本当はある。だからもっと自由でいいんだと思う。

 

◆わぁ、なんかもう、恭子さんのかっこよさの真ん中が見えた気がしますね!軸はすごいしっかりあるのに、それを全面に出すことはしないし、軽やかで緩やかで、いつも笑っていて人に囲まれていえるけど、あまりべたべたしないというか。

 

◇たしかに、派閥組むとか苦手ですね。指導者養成講座受けてくれた方とかも、別に戻ってこなくても、ほかの先生のところにいってもいいんだよ~って思います。もちろん、戻ってきて相談しにきてもいいし。囲われた感じにならないように、自由にしてもらえるように、って思っていますね。

 

◆これから針灸を学んで、恭子さんはさらにどんなことをしていきたいのですか?

 

◇自分のセルフケアで健康になってほしいんですよね。ヨガももちろんツールだし、アーユルヴェーダでも、クレイでも、いろいろ提案できたらいいなと思っていて。

 

それの選択肢が増えるのがこの鍼灸ですかね。本当につらい時に治療するときには鍼灸使うけど、毎日は通えないから、あとはヨガとかセルフケアを自分で取捨選択できるようになってほしいなぁって。今はこれ、秋はこれ、10年後は、この年齢にはこれ、とか。

 

自分に合っているものがわかるのは自分しかいない。どこが痛いですかと聞くけど、お医者さんは透視はしてくれない。でもどうお腹が痛いのかは自分はわかっていて、自分しかわからない。ちゃんと体のこと、心のコンディションを自分に聞いてあげて、自分に合うものを選んであげる。で、あーさすがにマズイと思ったら、専門家のところに行って整えて、最後は西洋医学という選択肢だってあると思うし。

 

毎日の暮らしは自分で取捨選択してできるようになってほしいですね。

 

 

 

命って、はかないから。身体と心の健康を大切にしてほしい。

◆その思いはどこからきてるのでしょうか。

 

◇やっぱりそれは、親友が乳がんでなくなったり、震災見ていたり、命ってはかないなぁと思うことがあったからですね~。生かしてもらっている、生かされている命を最大限活用して、自分が幸せな状態で社会貢献できること、そこが大切だなぁって。

 

 

社会貢献もすごく大切だと思うんです。社会貢献できて、そして潤滑にお金も回ること。お金が回ることが先ではないんですよね。社会のためになっていて、それでお金もまわって、継続できていることが大切。

 

美味しいものちょっと食べたいなと思ったら食べてもいい。でも、あ、美味しいもの頂いて元気でたから、じゃ、誰かに何かしてあげたいな、って思うようにする感覚ですね。

 

そうやって回している状態こそが、心身共に健康ということなんだと思う。

 

◆恭子さんのその動機も、本当に自然体ですよねぇ。そこにある命がちゃんと輝いたらいいなあって、肩ひじ張らない感じですよね。

 

◇そうそう、やっぱり体を壊す人って自分を後回しにしてしまっているの。自分を押し込めて、ぎゅーって胸のあたりが苦しいまま頑張っている感じ。そうじゃなくて、自分をまずは大切にしてほしいな、と。

 

女性は太陽だから。女性が輝いていないと社会がまわっていかない。家庭でもそうですよね。

生命の神秘を学んでいると本当に命って不思議で、そして女性って強いって思う。

 

七恵さんも太陽みたいにして過ごしているでしょう~。絶対そうよね、家で七恵さんが笑って過ごしているから、パパもチビちゃんも幸せでしょう。

 

◆そうそう、やっぱりどっか頑張りすぎてやりすぎちゃう時もありますけど、そうすると笑顔がでなくなっちゃって。そういうときは思い切って全部やめちゃう。(苦笑)

 

◇それでいいんだと思いますよ!もうそういう時は1週間だってエスケープしちゃっていい。それで笑顔でいれるなら、本当にそっちの方がずっといい!

 

◆なんか久しぶりにお会いしたけど、恭子さんはますますパワフルになっている感じですよね!

 

◇いや、もうなんか痛いところだらけですよ~。あちこちメンテナンスしながら、ね。記憶力が衰えてきている中で勉強するのはほんと大変(苦笑)

 

でも鍼灸は本当に奥深くてね。不思議なんだけど、お灸を一つするだけで、胃が動き出すの。それを授業でバリウムを飲んだレントゲンで映しながら、実際にその様子を見たりすると、全部が解明しきれていないというだけで、ずいぶんわかってきてるんだ、って実感して。

だからちゃんと説明しながら施術できる先生になりたいですね。

 

◆恭子さんなら、説明してもらわなくても恭子さんに会っておしゃべりできるだけで元気になる人たくさんいると思います。読者の方にも、子育て真っ最中の方や、働きすぎでバランス崩しがちな方もいると思うから、今日はお話聞けて本当に良かったです。今ならオンラインだから、全国から恭子さんに会えるし、ね。

 

 

◇そうですね~。ほんとオンラインでいろんな方に会えるようになったのはうれしいかも。

 

命って、本当にはかないものだし、だからこそ尊いものだよなぁってこの一年間もしみじみ思いました。いろんな人たちの想いを受け止めて、それを20代とか若い世代の方々にも伝えてつないでいけたらなぁって思っていますね。いつでも私で役立つことあったら、一緒になんかやりましょうね!

 

◆ありがとうございます~!本当に、なんか恭子さんとは想いが近くて、いつも素敵な背中を見せてくださっていて。これからも、どうかよろしくお願いいたします!

 

本当にかっこいい、潔い、芯が通っている、それなのに軽やかでやわらかい、素敵な大人の女性、恭子さん。身体も心も満たして、それを社会に還元して、そして循環させていく。その背景にはたくさんの努力がありながらも、流れに身を任せるというしなやかな強さもありました。たくさんのお話をありがとうございました!

 

恭子さんからインタビュー後にメッセージをいただきましたので、ご紹介します。

 

 

【平賀恭子さんより、読者のみなさまへ。夢をかなえるメッセージ】

夢って諦めないから実現するんですよね。なので決して諦めないで長期戦で続けて欲しい。

 

途中、目の前の扉がバタンと音を立てて遮断されることもあると思うけど、それはちょっと紆余曲折して遠回りをすればいいだけだと思う。

 

夢の先にどんな世界が待ってるか、それが自分の幸せではなくて多くの人を笑顔にするものであればきっと道は開けると思います。

 

 

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