肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2021.7.7

好きなことだけに熱中しているから、いつでも整ったわたしでいられる。(三浦さん 前編)

三浦真由子さん(CellArt®︎作家)

 

《プロフィール》

東京生まれ、代々続く塗装業を受け継ぐ家系で感受性豊かに育ち、音楽、アートの道へ。2015年よりパリ、ドバイ、ロンドン、ニューヨークにて作品を発表し、国内では毎年個展を開催。

美しく躍動する色と無数の細胞が、人間の内側に宿る壮大な宇宙を思い出させる CellArt®︎に世界平和のメッセージを載せて、Instagramに毎日新作を投稿。そのエネルギーをまとった作品は世界中の人々を魅了し続けている。

 

▼Instagram @miura.mayuko

https://www.instagram.com/miura.mayuko/

 

 

時間を忘れて、いつまでも色が織りなす宇宙を見続けたくなってしまう三浦さんの作品。

毎日創作を行い、Instagramに発信している作品と、そこに添えられる世界平和を願うメッセージには、世界中のフォロワーの方々から感嘆の声があがります。

 

小さいころから哲学的な思考を持ち、いろいろと模索しながらも今は「いつも作品創りに熱中していて、整った状態でいられる」という三浦さん。魂のレベルまで自分が整っていると、色たちと響き合うことができる。また無我夢中になって色たちと対話をし続けるからいつも整っている。ともおっしゃいます。

 

天性のアーティストとも呼べる三浦さんの生き方は、本来誰もが持つ創造性を最大限に解き放った、まさに Holistic Care の実践者と言えるのではないでしょうか。三浦さんのたどってきた道や今の創作活動についてお伺いしました。

 

(取材:HANA ORGANIC 創設者 林田七恵)

 

 

ふとした出会いや言葉がきっかけで、次々と新しい扉が開いていく。

 

◆こんにちは!今日はこうしてお会いできてとっても光栄です。

三浦さんのInstagramの作品を見ていると、もう本当に引き込まれますね。いつまでもずっと見ていられるくらい。そこに書かれている言葉も、本当に心をつかまれる感じがします。

 

◇実はすごく時間をかけて言葉を選んでメッセージを発信しているので、嬉しいです!

 

◆三浦さんはセルアートに行きつく前は、学生のころからどんな経緯があってここにたどり着いたんですか?

 

◇高校生の頃は、アートよりも歌がすごく好きでよく歌っていましたね。大学入るころにはバンドを組んで作詞作曲もして、渋谷のライブハウスなどで歌うようになっていました。

あと、その頃は仲の良い人たちがスノーボードのプロだったので、ライブが終わったら山にこもってひたすらスノーボード、みたいな生活をしていました(笑)

 

その時に世界的に活躍するスノーボーダーから刺激を受けて、私も英語を話せるようになりたいって思って。大学4年生の時はずっとバイトしてお金貯めて、卒業式から1週間後にはもうイギリスにいました。イギリスでは結構真剣に英語を学びましたね。

 

帰国後は英会話教室に勤め始めました。そこに来ていた生徒さんの爪がとってもかわいくて。一緒にネイルサロンに通ううちに、わたしこれやってもらうより自分でやったほうがいいかも、と直観的に思ってネイリストになったんです。

 

◆ネイリストですか!?

 

◇そうなんです、わたしネイリストしてたんです。それでその頃に、たまたま生まれて初めて家の近所の飲み屋に一人でふらっと飲みにいったときに、銀座のクラブのオーナーママさんに声かけられて。

あなたいいわね、ってスカウトされて、気が付いたら次の日からそこで働き始めてたんです。(笑) 29歳だったかな。

 

◆今度は銀座ですか?

 

◇そうそう、銀座(笑)。で、その銀座のホステスの仕事がすっごく楽しくて。これは天職かな、と思ったくらいでした。

 

そんな中ある時、友人にネイルの技術を使って誕生日カードを作ってあげた時に、「この絵すごいよ!すごいパワーだよ!これ描いてほしい人きっといっぱいいるよ!」と喜んでくれて。それが嬉しくて絵を描き始めた、という経緯なんです。

 

◆絵を描かれるのは、もともとやりたかったこととか、美術学校にいっていたからというわけではないんですね!

 

◇そうなんですよ、もう家族も本当にびっくりしていました。銀座で仕事しながら、色の勉強したり、ネイルで使っていたエアブラシを使いながら作品作りをしたりして発展していった感じですね。

 

考えてみたら、バンドも、留学も、ネイルも、銀座も、アートも、なんかほんと、ふと人に言われたことや出会いがつながっていった感じですね。

 

 

◆三浦さんの絵って、どこかスピリチュアルな、その絵を渡す相手のエネルギーみたいなものを読み取って描いているような感じがするんですけど。それはどこからきたのですか。

 

◇そうですね・・・・。スピリチュアルというか、その前に私にとっては哲学があって。中学生の頃に人の気持ちが理解できないことがあって、哲学に触れたんです。

 

なんでこんなにも人に冷たくする人がいるんだろうとか考えていて。そんな時に保健の先生が、優しいという字の成り立ちは、人は憂う思いをすればするほど優しくなれる、というところから来ているんだよ、と教えてくれて。そこから、あぁ、わたしは優しい人間になれるんだなと安心して。

 

あと父の影響も大きくて、15歳くらいの時に派手な格好をしていたときに「みんなと同じ制服で教室の一番後ろの一番端っこの席にいても、一番存在感のある子になりなさい」と言われて。

その時にどうしたらそうなれるだろうとすごく真剣に考えて・・・・・、「内側から溢れる光」なんじゃないかと思ったんです。

 

で、どうしたら内なる光を高められるか考えて、目の前のことを一生懸命やることと、人に優しくすること、この2つだ、と思い至ったんです。

 

 

妥協して活躍したって意味がない。自分のエネルギーをまっすぐに出し切る。

◆すごく内観ができる15歳ですね・・・。自分の内側の光を磨いていくうちに、きっと相手の光ももっと磨いてあげたいと思うようになって、お守りのような絵を描くようになったのでしょうね。

 

◇そうですね、エネルギーの気持ちよい循環を生んでいきたいと思っていて。最初に絵を描いてってお願いされてお渡しした時に、その方が本当に喜んでくれて。運が良くなる実感があったみたいで、そこからどんどん口コミで広がって行った感じです。

 

ネイルしていたときも、まゆさんにネイルしてもらうと必ずいいことが起こるって言われて、ハッピーネイルとみんなから呼ばれていたくらいで。

わたしは、安心するってとっても大切だと思っていて、自信を持ってその人らしく輝けるように、その人が安心できる色やモチーフを選んでデザインしていました。

 

絵を描くときも同じで、必ずお話をしてから描きます。カウンセリングをして、その人のエネルギーと響き合う作品を創ります。今はセルアートだったり、その人の心が開くキーワードをアルファベットオブジェにしてお渡ししたり、大麻紙でお守りを作ったりもしています。

 

 

◆お守りも作られるんですね!三浦さんに作ってもらうと運が良くなるって直観的にわかる気がします。なんか公共物みたい(笑)。でもそうはいっても一個人じゃないですか。落ち込んだこととかはないんですか?

 

◇歌をやっていた時は、プロを目指してレーベルに所属していたんですけど、プロデューサーから、もっとこういうふうに歌ってとか言われて。自由に表現できないことにすっごく苦しくなっちゃって。自由に表現できないのに売れても仕方がないって思って辞めました。

 

その時はほんと苦しかった。まゆこは真に自由な子って書くんですけど、やっぱりだめなんです、自分の感覚をふさぐものは。

 

◆それってすっごい大切なことですよね。せっかく創造しようとしているのに、それを邪魔するものはいらないですよね。

 

◇そうなんですよ。何かに合わせて活動したって意味がない。自分らしく活躍すること、妥協せずにエネルギーを出していくからこそ、みんなが自分らしい本当のエネルギーで出し合うから、お互いが調和して響き合うんだと思うんです。

 

 

世界情勢がどうであっても、夢中になって創作していると我がないから、揺らがなくなる。

 

◆なるほど、だからこんなに発散していてキラキラしたオーラを発しているんですね!逆にゆらいだりエネルギーが落ちるときにはどんなことをするんですか?

 

◇うーん、実は精神的に揺らぐって、正直言ってほとんどないんです。身体は疲れるときはあるけど、ここ何年も、ずっと整っていて、揺らがないんです。

好きなことだけに、しかもものすごく夢中になってやっているから、世界情勢がどうだろうが誰が何をしようが、あまり自分の中に入ってこないというか、影響されなくて。

 

◆まさにアーティスト、という感じですね!それっていつくらいからですか?

 

◇やっぱりセルアートに出会ってからかな。海外の大きな展示会をやり切った時に、なんとなくInstagramという言葉が頭の中に響き始めて。

 

で、Instagramを開いてみたら世界中のアーティストの作品が見られて、しかもみんな毎日創っていて。これはすごい!と思って、私も毎日創作するようになりました。その日のエネルギーを感じて、それを表現していく感じかな・・・・。

 

 

◆三浦さんのお話を聞いていて、ハワイ在住の那須シズノさんというダンサーを思い出しました。旋回舞というエネルギーダンスをするんですけど、とにかく何時間でもぐるぐる回っているダンスで。それは地球のエネルギーを身体に移すから。いくらでも回れるって。

 

それで彼女が、ダンサーは地球のエネルギーを循環させるために踊るのだから、自分が整っていないとだめだって。整っていると、エネルギーを循環させる踊りが踊れて、そうすると、まったく落ちなくなるし揺らがなくなるって話していました。

 

◇わぁ、似ていますね。やっぱり、整えるためにこれしなきゃって無理にしても整わないし、疲れると思うんです。目の前のことを一生懸命やって、無我夢中になっている時って、我がないわけだから、勝手に整うんですよね。そしてやり切ると、必ず次の扉が開く。

 

天才性ってみんな持っていて、自分が整って内側のエネルギーが満たされていれば自ずとその天才性が出てくるんだと思うんです。

 

◆作品にするときって色を使いますよね、色にはやっぱり力があるんですか。

 

◇すごくありますね。絵を依頼されたときには、その人の生まれ持った色を入れます。それが膨らむように、いつでも思い出せるように、と。それを観ながら深呼吸をすることで、色のエネルギーを取り込めますし。

 

その人らしさを開く鍵として、作品を身近に置いておいてもらいたいなと思うんです。

作品をお渡しすると、ブレイクしていく人とっても多いんですよ!

 

◆きっと三浦さんは、鍵を開けちゃう人なんでしょうね。

 

◇そうなんです、だからキーワードっていうのがすごくしっくりきていて。きっと鍵を渡しているんでしょうね。

 

わたしに還るということのその先に、もう一歩進んでわたしたちに還るということがすごく大切だなと思っていて。そのためにはまずは、一人ひとりが自分らしく、わたしに還ることが大切だと思うんです。

 

 

 

ご自身がとても伸びやかにその才能を開花させているように、作品を提供する方々の天才性の扉を開ける鍵にもなりたい、とおっしゃる三浦さん。今に至る過程には、目の前のことを一生懸命にやる、人に優しくする、という10代の頃に決めたことをしっかりと実践してきた道のりがありました。

 

後半では身体の感覚を忘れるほど没頭する、という作品作りについてさらにお伺いしました。後編を楽しみにお待ちください。

 

 

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