肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2022.3.31

メイクは精神的に強くなったり、自分を高めるスイッチだと思う。線一本でも変われる。(MIEさん 前編)

 

MIEさん

《プロフィール》

ヘアメイクアップアーティスト。ファッションショーからCM,雑誌撮影まで幅広く活躍中。特にファッション系、アーティスト系、ビューティ系を得意とする。また人とのつながりを常に大切にして、先輩ヘアメイクアップアーティストたちが立ち上げた事務所に所属し、美容専門学校での講師も務め、全国の後進たちの育成も行っている。メイクに限らず創作すること、人に喜ばれることが好きで、自然の中でのサロン開設も準備中。

 

▼instagram  @mie_makeup_artist

https://www.instagram.com/mie_makeup_artist/?hl=ja

 

 

「まるでアスリートのように、毎回真剣勝負なんです」、とにこやかにメイクの現場の話をするMIEさん。その物腰の柔らかさの奥には、厳しい現場で鍛えられてきたプロ意識を感じさせます。幼いころから音楽や美術が大好きで、表現すること、創造することが大好きだった少女は、その想いをそのままに仕事として活躍する大人の女性になりました。今回は女性なら誰もが気になるメイクのこと、好きなことをのびのびと仕事にするスタンスなどをお伺いしました。

 

(取材担当:林田)

 

 

◆(林田)こんにちは!HANA ORGANIC の林田です。以前から新製品発表会に来ていただいたり、ご自身のInstagramに HANA ORGANIC 製品をご紹介していただいたり、本当にありがとうございます。今日はMIEさんのお仕事のことはもちろん、普段の暮らしなども色々お伺いできればと思っています。宜しくお願いいたします。

 

メイクアップアーティストのお仕事には、雑誌とか映画とかいろんなカテゴリーがあると思うのですが、MIEさんがメイクをされているのはどういうカテゴリーなんですか?

 

◇(MIEさん)わたしは結構幅広いですね。ファッション系のカタログやファッションショーもやりますし、ダンサーさんとかアーティストとかのヘアメイクや、CMもやります。あと雑誌取材の時に植物療法士の先生とか芸能関係じゃない女性のメイクもします。

 

◆多岐にわたっていろんなタイプのメイクをされるんですね。デザイナーとかクリエイターのお仕事って、依頼に合わせて何でもできると思うのですけど、自分のクリエイティブとしてはどういうメイクがお好きなんですか?

 

◇わたしはビューティー系とかアート性の高いファッション系のもの、カラフルなものがすごく好きですね。色で表現するのが好きです。

 

◆アート性が高くなればなるほど、きっと答えはないですよね。トレンドなら流行の顔があってそこにどう近づけるかだと思いますが、アートの場合は表現だから無限に生み出せるし、テーマがあってもどう表現するかは生みの苦しみがありそうですね。

 

 

 

 

◇そうですね、アート性の高いものになるとトータルでどう表現するかになってくるので、例えば衣装が派手だと引き算が大事になってきたり、ファッションやヘアのどこを強めてどこを引き算して、全体としての表現にしていくのかをコラボしている感じです。

ペイントしたりとか顔にグラフィックを書くようなこともやるんですよ。

 

コロナ前とかはシンガポールとかサウジアラビアにも行って、パフォーマンス系のメイクをすることもありました。サウジアラビアは気候も全然違うので、落ちないためにどうしたらいいかとか日本とは違う工夫をその場その場でする必要があって。ダンサーさんにメイクをする時も、汗をすごいかくから眉毛ない人が落ちないようにしないといけないとか(笑)もう本当にライブです。

 

◆海外で臨機応変に対応するって大変そう!職人伎ですね。

アート性の高いものをスタイリストさんとかと作り上げる時に、洋服でも表現があるし、ヘアでも表現できることがあると思うのですけど、顔に色を塗る・メイクすることの意味合いって何なのでしょう。

 

◇うーん、なんだろう・・・・、そうですね、感じることは、内面的な要素でいったら、一つのなんというのかな、自分の武器というか。メイクってその人のモチベーションを高める力がある感じがします。

 

精神的に強くなれるというか、これでスイッチが入ると俳優さんにも言われるし、表現者としてのモチベーションになるとか。あと線一本でものせることで、その表現者の表現のお手伝いになることでもあると思います。

 

◆なるほど~!ダンサーの方のメイク、パフォーマーの方のメイク、一般の女性の方々のメイク、メイクって本当に幅があっていろんな力がありますよね。

 

今回HANA ORGANIC でも、ザパレットを開発するときに、吉田ナギさんという方の民族の祭りメイクの写真を見てインスピレーションを得たところがあって。人からどう見られるかではなく自分のためのメイク。神様とつながるためのメイク。自宅にいても、自分のためのメイクをしてもいいんじゃないか、と。

 

◇あぁ、素敵ですね。わたしも自宅で自分にメイクしますよ。自分にするのも、人にするのも教えるのも好きです。

 

HANA ORGANIC のザパレットも本当に素敵で、いろんな使い方を自分でしてみました。今までにない画期的な商品ですよね。

 

なんか「自由にしていいんだよ」というメッセージがすごい伝わる。わたしはミキシングすることとか好きなので、メイクが自由なんだというわたしたちがしているような楽しさをみなさんができたらいいですよね。

 

マスカラにつかったりアイブローに使ったり、アイライン、端だけ色付けたり、本当にいろいろ遊べますよね。

 

普通やっぱり化粧品売り場にいったら、流行の4色とかがあってそれを塗ればいいだけだけど、これは自分で色をイメージして作らないといけない。そこは最初は少し難しいかもな、とも思いました。

 

ただ使いかけで捨てるような事をしなくてすんで、何から何まで作れて気分で色を変えることもできるのだから、使いこなせたら本当にいいと思います。

 

地方にいくときなんか、もうこれ1個でいいですよね。ルミナイザーも光り方が大好きで使っているので、これもパレットの中に入っていたらうれしいな。

 

◆いいですね~。少しずつこのパレットに入れていけるようにしていきたいです。MIEさんのように自由に使いこなせる方々がその事例を広めていって、少しずつ私もやってみようかな、と思う方が増えてくれたら嬉しいです。

 

 

★この後、MIEさんとのディスカッションによってとてもわかりやすいザパレットの遊び方事例の動画ができました。ぜひこちらもご覧ください。

 

▲タップで動画をご視聴いただけます

 

 

 

◇林田さんは、HANA ORGANIC はどうして立ち上げたんですか?

 

◆HANA ORGANIC を立ち上げる以前に、実は無添加化粧品のブランドを立ち上げて製品を作っていたんです。その時は母が化粧品をどんなに使ってもシミが、とかシワが、とか言っているから、本当に化粧品って効くの?と思って。で、研究所に調べに行ったらみなさん本当に真摯で真面目に物づくりしている人ばかりで。でもなぜかそれがビジネスになってしまうとねじ曲がって伝わっちゃったり、利益追求でちゃんと設計されなくなってしまったり。そんなことに憤りを感じて、やり始めたんです。

 

それがちょうど10年くらい前から天然100%のオーガニック処方の技術が急激に進化してきていて。石油由来成分は長期使用だとやっぱり肌の生き物としてのバランスを崩すように感じていたので、毎日使う物ではできる限り天然のものがいいなと思って、それで新しく HANA ORGANIC を立ち上げたんです。

 

◇それは素敵。確かに化粧品がどう効くのかとか疑問に持ちつつ使っているところもありますものね。やっぱり自然のものでできたらそれは有難いですよね。

 

◆なんだか逆に取材されてしまいました(笑)MIEさんはインスタライブでもいろんな方に取材していますよね。とっても好奇心旺盛なんでしょうね!では次はもう少しプライベートのことも含めてMIEさんご自身のことを教えてください。

 

 

 

 

メイクのことが本当に好きで楽しくて仕方がないという感じでお話してくれたMIEさん。後半はそんなMIEさんのメイクやクリエイティブに対する感性がどう培われてきたのか、子供の頃のことや今後のことも含めてお伺いしていきます。

 

 

自分のやりたいこと。信念をしっかり持つって大切。表現することが好きだし、諦めたことがないですね。(MIEさん 後編)

 

 

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