肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2019.10.23

すいみんコラム#2:「ナイトハーバルクリーム」開発秘話②やってみよう!睡眠診断

各機関から推奨される睡眠時間は6時間以上。厚生労働省が2014年に発表した「健康づくりのための睡眠指針2014」でも6~8時間の睡眠時間が推奨されています。昨今では長く眠りすぎることも健康に良くないといった見方もありますが、それにしても多くの方が6時間にすらみたない短い睡眠時間で日々を過ごしています。

しかし、一方で「ショートスリーパー」と呼ばれる人や、実感としてこの6時間以下でも全く身心に負荷はない、という方も。実際、必要な睡眠時間は年齢、性別、ホルモンバランスの変化などにより異なります。

そのため、昨今では「睡眠時間」ではなく、「睡眠の質」で自らの睡眠を見直すことが提唱されています。

今回は世界保健機関(WHO)が中心となり設立した「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」による世界共通の不眠症の判定法『アテネ不眠尺度チェック』で「睡眠の質」の自己チェックをしてみましょう!

 

 

世界共通の不眠症判定法『アテネ不眠尺度チェック』

結果はいかがでしたか?ポイントは”過去1か月以内に3回以上経験した”ことにチェックを入れること。昨日は生理だった、、一昨日はたまたま仕事が忙しすぎた、など近すぎるこの数日だけを見ると、正確な結果は出ません。普段の自分の日常を思い起こしてチェックをしてみてくださいね。

 

 

HANAオーガニックスタッフもやってみました。驚愕のその結果とは!?

実はこの「セルフチェック」、HANAオーガニックスタッフ内では結果に騒然となりました。以前より不眠の認識のあった私、こえだの点数は7点。もしこの8つの質問すべてが3点の答えならば全合計24点。そう考えると、”「6点以上」「不眠症の可能性が高いです」という評価となるものの、『おおよそみなこのくらいであろう、WHOが”警鐘”として鳴らしているのであってほとんどの人が6点、少なくとも4~5点ではないか、1~3点の人なんていないのではないか』とタカをくくっていました。

ちなみにスタッフで不眠に悩んでいるもう一人の新人かのこの点数は12点(!)。あまりにも驚いてかのこのことがひときわ心配になったのですが…。

 

「いや、あなたもだよ、こえださん!」

「どれにチェックを入れたら7点も行くの!?」

 

なんと、他のスタッフの点数はほとんどが3点以内。

1~3点のスタッフたちは、私と全く同じで全く逆のこと、「おおよそみんなこのくらいであろう、ほとんどの人が1~3点くらいで6点以上の人なんていないのではないか」と考えていたのです。

そうして、お互いにそれを『普通』と思い込んでいたのです。そうなると、これまで交わしてきた「昨日よく寝れたわ!」「明日はお休みだからたくさん寝よっと」「暑くて最近眠れないね」など、「睡眠」に関する会話のすべてにズレが起こっていたのではないか!?とお互いの日常の感覚に大きな隔たりがあることが浮き彫りになりました。

 

「”寝れない”ってそういうことなの!?」

「そんなレベルのことを”寝れない”って言っていたの!?」

 

場は騒然となりましたが、これがスタッフ一人一人がまさに自己知、自分を知ること、また自分を通して他人を知ること、を体験した瞬間であったのです。

 

さあ、みなさんはどちらの『普通』でしたか?

ぜひ、ご家族やお友達ともチェックをしてみてください。自らの「睡眠の質」を知り、それぞれに合った「もっと良い」睡眠を得る足掛かりとしましょう。

 

 

(開発秘話③へ続く)

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