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2021.5.25

うねる、広がる、まとまらない.. ドライヤーで「乾かす」梅雨の湿気対策

 

しとしと、じめじめと、雨の日が続くこの季節。

 

肌の乾燥や日焼けから一時解放された今、鏡を見るたびに気になってしまうのが髪の「暴走」だったりしませんか?

 

 

うねる、広がる、まとまらない…

 

 

髪は雨の日や梅雨になると湿気の影響を大きく受けるため、水分を吸収しやすい髪質の方は特に、髪が広がったりうねったりしやすくなってしまいます。

 

 

また、毛染め、ブリーチ、パーマ、紫外線、アイロン、摩擦によるダメージなど、外的な髪へのダメージの蓄積も、髪を守るキューティクルが傷つき、水分を吸収しやすくなるため、湿気でまとまらなくなる原因となってしまいます。

 

 

そこで今回ご紹介したいのは、髪の毛の「乾かし方」。

 

 

毎晩、お風呂上りに何気なくドライヤーやタオルを使って行う「乾かす」という行為、実は正しく行うことで髪のダメージの蓄積を減らすことができたり、うねりや広がりなどの髪の毛の湿気対策にもなります。

 

 

 

 

ドライヤーと自然乾燥、どちらが髪に負担?

 

 

 

ドライヤーと自然乾燥、頭皮や髪にとって本当に良いのはどちらか、美容師さんによってもいろんな考え方があり、何がベストなのか、悩みますよね。

 

 

確かにドライヤーは、使用頻度が高く、その度に熱を加えることになるのでダメージにつながるということは明らかです。その点、自然乾燥では一切熱を加えないため、毛髪や頭皮が傷みにくいというメリットはあると言われています。

 

 

ここで、もう一つ着目したいのが、「濡れている時間」です。

 

実は髪や頭皮が濡れていることがダメージにつながると言われています。

 

 

頭皮が濡れた状態が続くと、雑菌が繁殖して臭いや頭皮トラブルの原因になることも。 また、髪の毛が濡れた状態で寝てしまったりブラッシングすると、摩擦でキューティクルが剥がれ髪の傷み、パサつきの原因になります。

 

 

その点では自然乾燥に比べ、ドライヤーはすぐに髪と頭皮が濡れた状態から抜け出せます。

 

 

 

 

ドライヤーを使用するときのポイント

 

 

 

冷風で使用すると髪にダメージを与えずに乾かすことができます。

 

温風の場合はトリートメントやヘアオイルなどで保護してあげましょう。

 

最近は洗い流さなくてもいいアウトバスのトリートメントやオイルが増えてきています。髪と頭皮にやさしい成分でつくられたもの、自分の好きな香りのものを使うようにしましょう。タオルドライの後にトリートメントでマッサージをしてドライヤーで乾かすのもおすすめです。

 

 

また、ドライヤーは20cm以上髪から離して乾かすこと。

 

風を斜め上から下に向けてあてることで髪表面のキューティクルが整い、広がりにくくなります。手櫛で下に軽く引っ張りながらドライヤーをあて、仕上げに冷風をあてることでツヤがでてきます。

 

 

 

自然乾燥で乾かすときのポイント

 

濡れた状態での放置は髪にかなり負担がかかります。キューティクルが開いている状態なのでブラッシングやタオルドライは丁寧に行なわなければなりません。

 

ブラッシングでは粗いヘアブラシを使うこと、タオルドライはこすらずゆっくりとパッティングするように拭きましょう。

 

もうひとつここで注意したいのが頭皮の水分をしっかりふきとること。軽く髪の毛全体をタオルで押さえつけた後、両手を左右に動かして頭皮をふいて乾かしましょう。

 

 

 

 

髪にダメージを与えてしまうような使い方をすると、うねりや広がりの原因にもなってしまうドライヤーですが、使い方によっては洗髪後のキューティクルを整え、翌朝もスタイリングがしやすくなります。

 

 

ついつい自分のやり方で乾かしがちな髪ですが、気になる季節は普段のケアも丁寧に。

 

好きな香りのトリートメントやオイルを使って、ぜひ自分をいたわる心地よい時間に変えてみてくださいね。

 

 

 

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