2014.3.9
紫外線による肌老化にご注意を!
こんにちは、つぼみです。
3月に入りました!朝晩はまだまだ冷えますが、日中は春の日差しを感じる日も
多くなりましたね~。
もうしばらくすると桜やチューリップなどが咲き始め、色鮮やかな景色を見る
ことができそうでうね。
そろそろお花見の計画をたてないといけませんね(笑)
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さて、色鮮やかな春に向けて、お肌もキレイに整えたいものですよね。
そこで、今日はこれから気になる「紫外線」による肌老化についてお伝えします。
紫外線がお肌に良くないことは、女性でなくとも誰もが知っている事実。
でも、毎日日焼け止めを塗るのは面倒くさいし、
これから夏にかけては海や山でのレジャーも楽しみたいし、
少しくらい日焼けしたいな、
と思っている人も多いと思います。
でも、紫外線による肌へのダメージは私たちが思っているよりも大きいようで、
近ごろ仏ロレアルのリサーチ&イノベーション・センターがおこなった調査によると、
シワを含むいわゆる“肌老化”の原因の実に『8割』は、紫外線によるものだそうです!!
そして残りの2割は、重力や大気汚染、食生活、喫煙、病気やストレスによるものだということ。
ということは、常に紫外線を避け美白を心がけている人と、そうでない人とでは
肌老化の速度が大きく違う、ということになりますよね。
ちょっと、自分の肌が心配になってきますね~。
では、肌老化に影響を与える紫外線とはどんなものなんでしょうか。
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肌に影響を及ぼす紫外線には、波長によって「UV-A」「UV-B」「UV-C」の
3つに分類されます。
波長が短いものほど肌に与える影響が強くなるといわれ、「UV-A」が最も長く、
「UV-C」が最も短い波長です。
そうなると「UV-C」がもっと危険な紫外線となりますが、現時点では「UV-C」は
オゾン層によって守られているため、私たちの肌に影響を及ぼすことはないとのことです。
では、「UV-A」「UV-B」は肌へどのような影響があるのでしょうか。
【UV-A】
メラノサイトを活性化して黒くなる日焼けを起こすもので、UV-Bと比べて
それほど急激な作用はありません。
しかしいつの間にか紫外線による肌老化を促進させている主因は、「実はUV-A」だということ。
UV-Aは、年間を通してある程度の量が降り注ぐうえ、紫外線の中でも波長が長く雲や窓ガラスも
通り抜けます。
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そのため晴れた日にしか心配のいらないUV-Bよりも20~30倍の量が私たちに注がれています。
そしてUV-Aは肌の真皮にまで到達し、肌のハリを保っているコラーゲンやエラスチンを破壊します。
このため皮膚は弾力を失ってたるみができ、シワを発生してしまいます。
室内でも日の当たる場所では、常に気をつける必要がある紫外線です。
【UV-B】
UV-Bは肌の表皮にあるメラニン細胞を活性化させて多量のメラニンを生成させる用があり、
肌が赤くなって水ぶくれをおこす、いわゆる「日焼け」を起こします。
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エネルギーが強く、表皮細胞の遺伝子に傷をつけるのでシミや皮膚ガンの原因になります。
波長が短いため肌の真皮にまで直接は届きませんが、真皮にある肌のハリを保っている
コラーゲン繊維を壊す酵素の働きを高めるので、間接的にシワの原因になります。
UVBは、地上に届く紫外線総量の10%にも満たないのですが、人体に与える影響はUVAより圧倒的に強く、有害性はUVAの600~1000倍近いわれております。
いかがでしょうか。
『シワやしみ、たるみなどの肌老化の原因の8割は紫外線』ということですから、
肌を美しく守るには面倒くさがらずに1年を通した日焼け止めを使用することが大切ということですよね。
ただ、間違った日焼け止めの使用は、いくら紫外線のダメージを抑えても肌への負担増加につながることもあります。
多くの人が、日焼け止めを選ぶ基準としてSPF値を基準としていると思いまが、
SPF値が高いほど肌への負担が増加します。
SPFは30以上はほとんど防御効果は変わらないと言われ、負担だけが増加してしまいます。
SPFの数値の高いものを使うより、数値が低くても頻繁に塗るほうが効果的です。
特に夏場は何度も塗り直す日焼け止めですので、肌への負担が少ない低刺激の日焼け止めを選ぶことがオススメです。
ご自分の肌タイプや体質を考慮して、こまめに繰り返し塗ってもダメージがない日焼け止めを選んで、春の日差しに負けない美しい肌を育てたいものです。
つぼみ