肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2012.9.7

触れることの、大切さ。

みなさん、こんにちは!開発者の林田です。
秋らしい気配があちらこちらに・・・。

 

夏の終わりはなんだかすこ~し寂しいような、
人恋しいような気分になるものですよね。

 

 

そんな人恋しい秋の始まりに、

 

今回は「触れる」ということをテーマに
お話ししたいと思います。

 

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親子、恋人同士、夫婦。近しい人と「触れる」ことは、
何よりもの愛情表現ですよね。

 

小さいころには友達と手をつないだり、兄弟とじゃれあったり、
お母さんやお父さんに抱きしめられたり。

 

人と触れ合うことにあふれています。

 

それが、大人になるにつれ、

 

恋人同士、夫婦同士でも時間がたてばなんだか照れくささもあって、

 

触れ合うことから遠ざかっていくことが多いのではないでしょうか。

 

実はこの「触れる」ということが、私たちの健康や美容にも
密接に関わっているというのをご存知でしょうか。

 

人にとって「皮膚接触」というのは想像以上に重要なものと言われています。

 

ハーロウの実験という有名な実験があります。

 

生まれて間もない赤毛サルの赤ちゃんを、

 

「硬い針金でできたミルクが出る母猿人形」と、

 

「ミルクは出ないけどふかふかのタオルでできた母猿人形」

 

の前に置くと、どちらを選ぶか、という実験。

 

 

お腹がすいたらミルクを飲みに行くものだと思っていたところ
赤ちゃんはタオルの人形の方を母親と思ってすり寄っていきました。

 

ミルクが出なくても、温かく柔らかい感触のある
タオルのお母さんを選ぶ。

 

お腹がすいても、タオルのお母さんから離れようとしない。。

 

その後も実験を繰り返し、
赤ちゃんにとって母親との皮膚接触があるのとないのでは
脳の発達に大きな違いが出ることがわかりました。

 

これには皮膚接触によって分泌されるあるホルモンが影響していました。

 

このホルモンは「安らぎホルモン」や「幸福ホルモン」とも呼ばれる
オキシトシンというもので、
大人になっても、皮膚接触によりこのホルモンが分泌され、
リラックスしたり安心感を得ることができるとか。

 

また対人関係を良好にし、
健康と美容の大敵でもあるストレス耐性のある体を作ることにも
役立っているといわれています。

 

この秋、この触れることを意識して
みなさんの美容に「マッサージ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

マッサージと言っても難しく考える必要はありません。

 

お気に入りの香りのオーガニックの美容オイルやミルクを使って
親子で、夫婦・恋人同士で、肩もみのかわりに
首~背中にかけてのリンパマッサージをするのもよいかもしれませんね。

 

 

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ポイントをいくつかあげましょう。

 

■まずリンパの出口と言われる鎖骨のくぼみのあたりを
二本の指で軽く3秒ほど押します。これを3回繰り返します。

 

→リンパマッサージはリンパ液の流れをスムーズにすることが
目的です。リンパ液が最後に静脈に合流する鎖骨の上あたりを
押すことで、出口の詰まりを取り除けます。

 

■次に、手にオイルかミルクなどすべりが良くなる潤滑剤をつけて
通常の肩もみの要領で肩をもんでいきます。

 

その際、もんだ最後に後ろから前へ、鎖骨のくぼみあたりに向けて
指をやさしく滑らせます。肩のあたりに滞ったリンパ液を鎖骨の出口に
流すイメージで。力を入れる必要はありません

 

■同じ要領で、背中も下から上へマッサージし、最後に後ろから前へ
鎖骨のくぼみに向けて指をやさしく滑らせます。

 

以上になります。

 

通常の肩もみよりもリンパの流れがスムーズになり、
排出力も高まるため、肩こりが治るだけでなく
顔のクスミがとれたり、お肌にハリがでたりという相乗効果も
期待できます。

 

さらにはオキシトシンの働きで
癒し効果、リラックス効果も期待できます。

 

人恋しくなる秋の夜長に、ぜひ
一石二鳥の触れ合うことの効果を実感してみてくださいね。

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