肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2021.9.21

髪と頭皮の悩み。まずは”髪のしくみ”を知ることから

 

まずは頭皮と髪の係性、”髪のしくみ”を知ることから

 

土から水と栄養を吸収して花を咲かせる植物のように。頭皮の下で栄養や酸素を吸収して成長する、髪のしくみをまずは知ることが悩み解決の第一歩です!

 

 

1.土から植物が生えるように、髪は頭皮から生えてくる

 

私たちが日頃から”髪”と呼んでいるのは、頭皮から髪の毛幹の部分。毛幹は、爪と同じように肌の角質層が変化したもので、一般的にこの部分は死んだ細胞といわれています。毛幹の表面はウロコ状のキューティクルで覆われ、外的な刺激から内部を守っています。

 

一方、頭皮から下に潜っているのは毛根で、毛根の先にある毛球はいわば髪の製造工場。毛球の中の毛乳頭は生きた細胞で、髪をつくる指示を出し、毛細血管から栄養や酸素が吸い上げられて細胞分裂が進むと、毛幹=髪が伸びます。

 

また、毛穴の中の皮脂腺からは皮脂が分泌されています。皮脂は、頭皮にいる皮膚常在菌の働きにより皮脂膜を形成して頭皮を守るだけでなく、天然の潤いとして毛幹を伝わって髪をコーティング、キューティクルを保護する役割も果たしています。

 

 

 

2.頭皮をはじめ、全身の皮膚に棲んでいる常在菌

キューティクルを覆っている天然の潤いとは、皮膚常在菌の中の善玉菌が皮脂から作りだす脂肪酸のことです。つまり、頭皮の常在菌バランスが整っていて、適度な皮脂の分泌がある、これが潤いのある美髪の第一条件なのです。

 

 

表皮ブドウ球菌(善玉菌)

皮脂をグリセリンと脂肪酸に分解し、その脂肪酸が汗や皮脂と乳化することで皮脂膜を作っている。弱酸性かつ湿潤環境で働きが活発になり、肌の潤いを保つと同時に雑菌の繁殖を抑える有用な菌。

 

アクネ菌(日和見菌)

毛穴の中に棲む菌で、最新の研究ではアクネ菌にも悪玉と善玉がいることが報告されている。善玉は表皮ブドウ球菌とともに弱酸性の環境維持に働き、悪玉が増えると炎症が起こり頭皮ニキビの原因に。

 

・黄色ブドウ球菌(悪玉菌)

表皮ブドウ球菌が減少すると増える。かゆみや赤みを招き、アトピーや膿を持ったニキビなどさまざまな問題を起こす有害な菌。肌のpHがアルカリ性に傾き、乾燥状態にあると増えやすい。

 

 

3.今も未来も自ら潤う美しい髪を保ち続けるには、”正常なヘアサイクル”がポイント

 

健やかな頭皮から毛髪が太く長く育ち切る重要性

 

髪の一本一本には、寿命があります。新しく生まれた髪は、毛乳頭が活発に働く2~6年かけて成長し伸びていきます。そして寿命が近づいた退行期になると、黒さの素であるメラニン量産がストップ。毛乳頭が小さくなり細胞分裂が止まる休止期になると、新たな髪の芽に押し上げられて寿命を迎えた髪は抜け落ちます。

 

髪が十分な太さに成長しきってから、生え変わる、この正常なヘアサイクルこそが豊かな美髪を保つための絶対条件です。

 

 

 

4.様々な要因による頭皮の炎症から”ヘアサイクルの異常化”が起き髪の死が早まる!?

 

 

加齢、紫外線や大気汚染、白髪染めなど原因が複合

 

40代以降の女性の頭皮は、表皮ブドウ球菌が減少、髪と関係の深い女性ホルモンも低下、ヘアサイクルが自然と短くなります。さらに、30代~40代で頻繁な白髪染めがはじまると、常に頭皮は炎症が起きやすい状態に…。

 

紫外線や大気汚染などの生活環境ストレス、年齢による自然老化、白髪染めをはじめとした薬剤ストレスという、三段構えによってヘアサイクルの乱れに拍車がかかり、髪は十分に成長しきる前に死期を迎えやすくなります。

 

 

 

いくつもの原因が複合したストレスは、髪の寿命を縮めて抜け毛や薄毛を招き、乾燥やパサつきも助長してしまいます。悩みの改善には、頭皮の炎症に働きかけ、ヘアサイクルを正常化するケアが必要に。続きは次回の「女性と髪」シリーズでご紹介します!

 

 

 

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