肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2022.2.25

20代、つい頑張りすぎてしまうわたしへ。(前編)

HANA ORGANIC 11周年企画「変わり続ける女性の身体、心、肌を知ろう。年代別の実践的なHolistic Care」

 

 

女性の変わり目にも、いつも寄り添う存在でありたい。HANA ORGANIC は、そんな想いで10年間活動を続けてきました。どんな時でも、わたしはきっとだいじょうぶ。そう思えるように、私達がお伝えすべきことは何か、お手伝いできることは何かを探求してきました。

 

肌はわたしの鏡。肌にはわたしのすべてが表れます。

 

少女、女、ビジネスマン、妻、嫁、母、娘、役割も大きく変化する女性の人生。
初潮、妊娠、出産、更年期、閉経、身体も大きく変化します。

 

そんな変わり目に、バランスを崩すことも受け止めて、わたしの肌と心と向かい合うための知識と杖をお届けできたら。

 

20代、30代、更年期以降。3つの大きな女性の変わり目に、わたしたちの肌、心、身体に何が起こるのか。その時にどんな Holistic Care を行えばよいのか。肌とどう向き合えばよいのか。HANA ORGANIC 創設者の林田より、11周年の感謝を込めて、お伝えしていきます。

 

今回は20代のHolistic Careです。

 

 

 

 

一生モノのHolistic Care。まずはわたしを知るところから。

みなさま、こんにちは。HANA ORGANIC 林田です。

 

今回は20代の皆様にぜひ役立てて頂きたい、一生使えるHolistic Careの考え方をお伝えしたいと思います。もちろん、どの年代においても必要な基礎知識となりますし、10代の娘さんや周りの少女たちにもお伝えいただけたら嬉しいです。

 

25年にわたって化粧品や女性達の肌悩みに向き合ってきた中で、特に20代の肌は本当に揺れやすく、一度バランスを崩してしまうとニキビ、肌荒れ、炎症、色素沈着、極度の乾燥と、トラブルが続出する負のループに入ってしまう事例を数多く見てきました。

 

 

一番外に出かけて行って人と出会い、恋をして、色々なことを経験したい時期の肌トラブルは、本当にその人の人生を変えてしまいかねない一大事です。

 

まず何よりも大切なことは、そんなピンチの時に解決手段を先に調べないこと。反対に、なぜそれが起こったかの原因を調べること、つまり「わたしを知る」ことが最も大切で効果的な方法となります。

 

「ニキビ 人気」「ニキビ 薬」と検索をすれば、確かにその場ではニキビが治る化粧品が見つかるかもしれない。でも原因がわからないまま、その化粧品を使うと今度はその反作用でバランスを崩し、乾燥を招くかもしれない。

 

そうすると次に「乾燥 おすすめ」を検索して出てきた化粧品を追加したくなりますが、実はそれはニキビの原因を悪化させるものかもしれず、併用してみたらニキビが悪化してしまった、なんてことも。

 

なぜニキビができるのか。なぜ乾燥するのか。そもそもわたしの肌はどういう働きをしているものなのか。

 

ここをしっかりと理解することが、一生モノの役立つ杖になっていきます。

 

 

 

 

肌って、そもそも何?皮?‥‥いいえ、「肌は臓器」です。

肌はつい革製品同様に、汚れたら洗って、乾燥したら油で保湿して・・・と考えがちですが、実は常に生まれ変わり生命活動を営む臓器です。それも、皮膚だけで3㎏もある人体最大の臓器です。

 

皮膚には体温コントロールをしたり、汗を排出する役目もありますが、もっと重要なことをしています。実は「脳と同じことをしている」、と言えばその重要さが伝わるでしょうか。

 

脳と肌は、私達の命の一番最初の卵細胞の時に、外胚葉という一番外側にある同じ場所から生まれます。それは外の情報をキャッチする神経細胞の集まりで、そのセンサーを全身に巡らせたものが肌であり、その情報を集めて集中コントロールするように発達したのが脳です。

 

ストレスが重なると肌が荒れる、という経験は誰にもあるように、脳と肌は私の「今置かれている状況を把握してそれに反応する」という同じ役割を持っているのです。

 

 

なまこやミミズなどの原始的な生き物は脳がないので、肌そのものが脳の代わりをしています。例えばなまこはずっとつついてストレスを与えていると、危険を察知し身を固めて真っ黒になって身を守ろうとします。

 

これと同じように、人間の肌も紫外線という敵を察知すると、メラニン色素を生成して日傘を作って身を守ります。また敵と戦うのは免疫細胞(白血球)なので、敵を察知したところに血液を集めるため赤くなったり、熱をもったり、炎症を引き起こします。

 

そしてこれらの反応は、脳が精神的なストレスを抱えていると、過剰反応を起こし、紫外線がなくなってもメラニン色素を作り続けてシミになる、免疫細胞が暴走して炎症が鎮まらずに肌荒れ、化膿ニキビ、極度の乾燥などを引き起こすという肌トラブルに発展してしまいます。

 

 

つまり脳と肌はつながっているので、肌が物理的なストレスを受けていなくても、脳に精神的なストレスがあれば、肌は身を守ろうとして美容にとっては嬉しくない様々な肌トラブルを引き起こしてしまうということになります。

 

 

 

 

20代のキレイのために大切な3つのポイント

肌は単なる皮ではなく臓器であり、肌の不調は身体や脳の状態の現れ。
このことから考えていくと、20代のキレイのために大切なことは下記の3点となります。

 

 

1.何もしなくてもキレイだと知る。

身体や脳に不調がなければ、肌にトラブルが起こることはありません。肌は本来、常に新しく生まれ変わり続けて美しさを自分で保てるもの。健康な状態の時には汚れや紫外線から守ること以外はする必要はありません。

 

2.ストレスケア上手になる

本来は勝手に美しさを保てるはずの20代の肌がバランスを崩すのは、肌とつながる脳のストレス。なので肌トラブルを防ぎたければ、スキンケアではなくストレスケア上手になる必要があります。

 

3.揺れづらい肌になる土台作りをする。

肌が強ければ、多少何かあってもお肌はゆるぎません。揺れづらい肌を作ることも大切です。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

毎日見ているはずの肌のこと、たくさん検索して調べているはずのスキンケアのこと。意外と知らないこともあったでしょうか。

 

次回は、2と3のためのHolistic Careの具体的な方法をお伝えしていきます。

 

20代、つい頑張りすぎてしまうわたしへ。(後編)

 

 

この記事は HANA ORGANIC  11周年企画のインスタLIVEシリーズ「年代別の実践的な Holistic Care」をまとめたものです。

 

▼インスタLIVE動画でのご視聴はこちらから。

 

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