肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2022.3.2

20代、つい頑張りすぎてしまうわたしへ。(後編)

HANA ORGANIC 11周年企画 「変わり続ける女性の身体、心、肌を知ろう。年代別の実践的なHolistic Care」

 

11周年の感謝の気持ちを込めて、開発者の林田から20代、30代、更年期以降という女性の大きな転換期別のHolistic Care の情報をお伝えするコラム。今回は20代向けの後編です。

 

≫20代、つい頑張りすぎてしまうわたしへ。(前編)

 

 

みなさまこんにちは。HANA ORGANIC 林田です。

 

揺れ動く20代の肌に、特に連鎖してしまいがちな肌トラブルに、役立つ情報をお渡しできるよう今回もコラムを綴っていきます。

 

前回、20代キレイのためのポイントは下記の3点だとお伝えしました。

 

1.何もしなくてもキレイだと知る。

2.ストレスケアが上手になる

3.揺れづらい肌になる土台作りをする。

 

1については、肌は本来自ら生まれ変わる完璧なものなので、必要以上のことをしないことが大切ということ。ここを前提として、それでも肌トラブルにつながるストレスをどうケアしていくか、またストレスがそのまま肌に現れないようにどう土台づくりをしていくかをお話していきましょう。

 

 

 

わたしの心や脳の状態にフォーカス。

20代、最初に大きく肌の不調が現れるのは就職活動の時ではないでしょうか。家族という自分を守るフィルターがなくなって、わたしと外部の境界線である肌と脳は、外の世界に強くさらされることになります。

 

前回、肌と脳は外の情報を察知する神経が発達した同じ役割のものだとお伝えしましたが、就職活動で初めて外の世界にさらされて、処理しきれないほどの情報量に不安を抱ると、脳はとても不安定になります。

 

 

そしてそのストレスはそのまま肌の外界に対する反応として現れ、マスクや髪の毛や花粉などちょっとした刺激があっただけでひどく肌荒れを起こしたり、かゆみ、赤味、ニキビなど肌トラブルが続出してしまいます。

 

その後も慣れない仕事や転勤、恋愛での悩みなど、初めてのことに直面することが多い20代は心が揺さぶられやすく、脳のストレスがそのまま肌トラブルとなって現れていきます。

 

そんな時には肌トラブルを対処的にスキンケアで押さえようとしても、解決しません。それよりも肌の不調が教えてくれるわたしの心や脳の状態にフォーカスしてストレスケアをすることが効果的となります。

 

ストレス源となっているものに正面から向かい合うことも大切ですが、脳の性質を良く知って2つのストレスケア方法を身に付けましょう。

 

 

 

おすすめのストレスケア その1:

物差しを1つではなく、複数に。複数のコミュニティを持つ。

 

 

まず1つ目は、脳のとらわれやすいクセを解除する方法です。

 

人間は社会的な生き物なので、置かれている環境に大きく影響を受けます。たとえばそれが会社しかないと、そこでの価値観にとらわれてしまい、会社で何かストレスを受けたときにそのストレスから逃れにくくなってしまいます。

 

上司に理不尽なことを言われたとします。そうすると脳は攻撃されたと感知し、様々な感情を立ち上がらせていきます。イライラする、不安になる、攻撃的になる、無力感に襲われる、そんな感情に振り回されていると今度は脳と連動している肌が不調になっていきます。

 

この時にもし、趣味のコミュニティがあったらどうでしょうか。テニスサークルに休日に出かけると、その時は会社のことが忘れられる。利害関係のない上司と同年代の人に相談すると、その年代ならではの視点を教えてもらって、上司が言った言葉が別の角度から見えてくる、など、脳のとらわれが少しずつ解除されていく可能性があります。

 

このように複数のコミュニティを持っていれば、1つの視点にとらわれることなく出来事を見れるようになり、「ま、そういうこともあるか。」「イライラしたけど、そこまで怒ることじゃないかも。」と、余計な感情を立ち上がらせなくて済むようになります。

 

 

 

おすすめのストレスケア その2:
脳を上手にだます。五感を使って、こりかたまった脳をほぐす。

 

もう1つのストレスケアは、脳を上手にだますことです。ストレスを与えた相手に過剰反応を起こしている時には、脳の気を上手にそらしてあげましょう。

 

脳は外の情報を処理する神経細胞の集まりですから、そこに他の神経細胞(触覚、味覚、視覚、聴覚、嗅覚)から心地よい情報を与えて上書きしてしまうことができます。

 

その中でも手軽にできて効果が高いのが、触覚と嗅覚への刺激です。

 

人間関係などでストレスを感じている時は、人間脳と呼ばれる部分が活性化しています。そこに対して、触覚と嗅覚は原始的な動物脳を刺激するため、人間脳の過剰反応を鎮めることができます。

 

ゆっくりと湯船につかって、好きな香りのオイルでフェイスマッサージをする、お風呂上りに好きな香りのボディクリームで全身のお手入れをする、エステでアロマトリートメントを受けるなどがとても効果的です。

 

 

 

揺らぎにくい肌を作るために。

上手なストレスケアを覚えても、肌自体が外部からの刺激に弱いとすぐに肌トラブルとして現れてしまいます。肌自身を揺らぎにくい肌に育てていくことも大切で、そのためのポイントを2点お伝えします。

 

 

1.肌への刺激を減らす

最も大切なのは、肌への刺激を少なくして炎症を起こさないこと。

 

小さな刺激でも日常化すると肌が慢性炎症状態となり、ストレスや何かの刺激でスイッチが入ったとたんに、肌トラブルが続出することになってしまいます。

 

日常的な刺激に気を付けましょう。

 

毎日使うスキンケアでは、汚れを落とす洗浄は肌にとってはそもそも刺激が強いものなので、洗顔・クレンジングの選び方、またファンデーションなどのメイク製品やUVの選び方が重要になります。

 

HANA ORGANIC ではスキンケアの中でも特にUVと洗顔の処方にこだわっています。ウェアルーUVは薄く色づくライトファンデーション機能もありますので、UV、下地、ファンデーションを兼ねているため刺激を減らすことができ、かつ洗顔料で落とすことができます。

 

 

洗顔料のピュアリクレイは練石鹸でできるだけ肌に刺激を与えずに必要な汚れだけを落とす設計にしています。

 

つい美容液や塗るものに興味が行きがちですが、特に20代はファンデーション・UVと洗顔にこだわることが最も効果的です。

 

 

 

 

2.常在菌バランスを整える

肌トラブルの中でも特にニキビが出やすい人、肌の赤みや炎症がすでに気になる人は、常在菌バランスが崩れている事が考えられます。

 

 

肌の上には無数の常在菌が住んでいて、その中には悪玉菌や善玉菌、日和見菌がいるのですが、悪玉菌はそのまま肌への刺激となり、慢性炎症を引き起こします。

 

HANA ORGANIC のフローラルドロップ(化粧水)ムーンナイトミルク(乳液)は常在菌バランスを善玉菌優位にするためのお手入れができます。

 

肌が特にひどい乾燥状態でない限りは、20代にリッチな保湿は必要ありません。化粧水と乳液どちらかだけでも常在菌のケアはできますので、使用感の好みで選んでも大丈夫です。

 

 

 

2回にわたって、わたしのためのHolistic Careをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

女性はすでに母親のおなかの中にいる時から、200万個もの卵細胞の素をお腹に抱えていると言われています。命を継いでいく強さと力を授かっているのですから、自分の力を信じることができれば、どんなトラブルも乗り越えていくことができるはずです。

 

「わたしはだいじょうぶ」そう思えれば、境界線である脳と肌の過剰反応は収まり、穏やかに健やかに、本当のわたしの美しさが開いていきます。

 

 

 

 

この記事は HANA ORGANIC  11周年企画のインスタLIVEシリーズ「年代別の実践的な Holistic Care」をまとめたものです。

 

▼インスタLIVE動画でのご視聴はこちらから。

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