肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2014.7.5

女性の90%が敏感肌!?あなたも身に覚えがあるのでは?

みなさま、こんにちは!林田です。

今日はなんと最近の調査では90%以上もの人が感じているという

「敏感肌」についてお話していきたいと思います。

敏感肌。確かに、女性ならだれしもがいつものように洗顔しただけなのに、

急にひりひり赤みが出たりプツプツと原因不明の吹き出物が出て、

かゆみを伴ったり、こすっていたら黒ずんでしまったり…なんて経験、ありますよね。

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普段はあまり気にせず、パパっとお手入れしても大丈夫だったのに急な状況にショック!

しかもそういうトラブルが出る時に限って大切なデートの前だったり、商談の前だったり…。

 

何とかしなくちゃとあれこれ化粧品を使ったら余計にひどくなって、

ついには皮膚科に駆け込んだ、なんて経験をした人もいるのではないでしょうか。

つらい症状、すぐに何とかしたいと思いますよね。

 

でもそういう時こそ、ちょっと冷静に。

悪循環に陥らないよう、しっかりと起こっていることを客観視してみることが大切です。

対処療法ではなく、根本的にはどうなのかを知ることが実は一番の対策です。

ちょっと回りくどいようですが、まずは敏感肌とは何かを知るところから始めましょう。

 

敏感肌とは
そもそも自分は敏感肌なのでしょうか。

まず、敏感肌という定義は医学的にはありません。

健康肌と皮膚疾患の中間で、不安定な状態や何らかの反応現象が起こりやすすくなっている状態、

という風に香粧品学会等では言われています。

 

不安定な状態、をもう少し細かく説明すると以下のような「状態」。

 

 

1)外的要因(季節、乾燥、紫外線など)

2)内的要因(アレルギー、免疫低下、ホルモンなど)の変化で

3)肌のバリア機能が一時的に低下

4)異物に対して反応を起しやすくなっている

 

 

つまり、「状態」なので、そういう「肌質」なのではなく春になれば、

花粉や黄砂など外界の異物が増え、ホルモンバランスが崩れやすくなるため、

肌状態が敏感に傾く。

 

そこに生理前で、新しく使った化粧品の防腐剤が合わなかった、

という要素が加われば、肌は赤くはれたりヒリヒリしたりする、ということなんですね。

 

ここが、大切なところ。もちろんアトピー性皮膚炎など、

症状が一時的なものではなく慢性的なものになってくると、

これは疾患を疑った方が良いのだと思います。が、

上記の要因で一時的に敏感に肌が傾くことは胃がもたれるのと同様、

誰にでもあることですから肌養生でバランスを立て直すことが自分でできたら、安心ですよね。
お肌が敏感だと感じたら
大切なのは、敏感肌だからと決めつけて敏感肌用の化粧品を買って安心したり、

医者で薬をもらって安心するのではなく、

胃が持たれているのと同じ、不安定な「状態」なのですから自分でその原因を見極め、

元の状態に戻す養生をしてあげなくてはいけない、ということです。

 

赤いプツプツ、ひりひり、何を塗っても収まらない乾燥。

この状態って、いつからどういう風に現れたんだっけ?

ちょっと冷静に振り返ってみましょう。

 

とってもシンプルですが、原因を探り、その原因となるものを取り除いて、

あとはそれによって受けたダメージを回復させればよい、ということです。

 

一番多いのがやはり、化粧品かぶれでしょうか。

実は化粧品かぶれは化粧品そのものというより、

かぶれやすい身体の状態にあった、ということの方が大きいのですが、

いずれにせよ、今の肌には今使っている化粧品が重荷となりトラブルを起こしているということ。

 

まずは今使っている化粧品をやめてみましょう。

 

とにかく肌が反応を起こしている時の鉄則は、「化粧品をやめる。」です。

 

これがなかなか、できないんですよね。

 

やっぱり女性の心理上、少しでもよくしたい、何かしないと、という気持ちがあって

何も塗らないなんてできないと思いますよね。

 

そしてどうしてもあがいて、

新しい化粧品を試してしまったり、塗る量を増やしてしまったりします。

 

でも、何かしらの要因によって肌のバリア機能が低下していますから

化粧品自体も異物。

 

胃がどうしようもなくもたれている時に、

胃が弱っているから栄養をつけなきゃ、とは思わないですよね。

あまりの空腹で胃酸によって胃壁が攻撃されないよう

最低限の消化に負担のかからない重湯などを食べて

あとはゆっくりと自然治癒力で回復するのを待つのが一番と思いますよね。

 

ですから、肌も同じように自然治癒力での回復を、しっかり待てる環境にしてあげましょう。

 

具体的には

 

1)朝の洗顔時は洗浄剤を使わない

2)メイクは控える。どうしてもしなくてはいけない場合は、オーガニック化粧品のおしろいパウダーと口紅のみなどに留める。

3)夜はクレンジング、洗浄剤を使わない。

口紅は天然オイルをコットンに含ませてふき取り、顔はぬるま湯洗い。

それでもパウダーが残る場合にはオーガニック化粧品の石鹸を少量用いる。

 

4)その後は何も塗らない。

 

どうしても乾燥が気になる場合には(洗顔後、10分たっても肌がひどく突っ張る、皮がむけるなど)
天然オイルかオーガニック化粧品の乳液を薄く延ばす。

 

以上、です。これで1週間ほど様子を見てみてください。

 

何もしないって、怖いけど、肌の様子をとにかく細かく見ながら肌と対話をするつもりで、

必要最低限のことだけ手伝ってあげて、あとはとにかくとにかく、

肌を休めてあげようと思ってみてください。

今まであれこれ化粧品を変えていた時と比べて少しずつ肌の状態が落ち着いていくのがわかると思います。

 

 

ちなみに、今までオーガニック化粧品を使っていて、

それで不安定な症状が出た場合には別のオーガニック化粧品を試すようにしてください。

天然のものでも、漆で肌がかぶれるように、体調によって合わなくなることもありますからね。

オーガニック化粧品にはベビー用のラインなどもありますので、

そういうものを試すのも良いかもしれません。

肌のバランスが整って来たら、またいつものスキンケアに戻しても大丈夫なはずです。

その際も、少しずつ様子を見ながら試していきましょう。

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