2014.1.26
香りと上手に付き合う。
こんにちは!つぼみです。
今週末は、来月出産を控えた後輩を囲んで久しぶりにランチをしてきました~。
後輩とは、実は10歳もの年の差があるんですよね。
年の差を超えて、大きなお腹を抱えて新幹線に乗ってわざわざ会いにきてくれる、
なんだか本当にありがたい!!
そして、来月小さな友人が増える喜びをかみしめた週末でした。
そんな臨月の彼女。
つわり時期は、ありとあらゆる「香り」に苦しめられたとか。
最近は、さまざまな香りだったり、香りが持続する柔軟剤や洗剤など香りに
関するアイテムが人気のようですが、
一方では、「スメルハラスメント」通称スメハラという言葉が生まれるくらい
香りに悩まされている人もいるとか。
今日はそんな「香り」との上手な付き合い方について考えてみましょう。
哲学者アリストテレスは「香りについて」という論文の中で、
「においは不明確な感情を引き起し、良いにおいの物は体に良く、悪いにおいの物は体に悪い」
という見解を残しています。
さて、みなさんは、「香り」が私たちにどんな影響を及ぼすか、考えたことはありますか?
休日の森林浴でとっても清々しい気持ちになったり。
通りすがりの花屋の店先で、思わず深呼吸したくなったり。
良い香りは、心をリラックスさせるだけでなく、健康や美容、気持ちを前向きに導くなど、
私たちの心や身体に良い影響を与えてくれますよね~。
一方で、不快な香りをずっと我慢していると、イライラしたり、集中力がなくなったり。
ひどくなると、頭痛や吐き気など身体にも不調があらわれたり。
嫌いな香りは、知らぬ間に心や身体に悪い影響を与え、ストレスが蓄積されます。
社会問題にもなりつつある「スメハラ」もまさに香りによるストレスで、仕事ができないほど
精神的に追い詰められる人もいるほどです。
●そんな香りと身体のメカニズムをおさらいしてみましょう!
香りを感じるという事は、空気中に漂う香りの成分が呼吸と共に鼻に入ってきたということ。
そしてその香り成分は、ヒトの感情や行動、記憶を司る脳にダイレクトに働きかけ、
そのスピードは0.2秒以下とすばやく、香りを嗅ぐと一瞬で脳が反応し
「心地よい」もしくは「嫌い」という感情が働きます。
これは、安全・危険を瞬時に判断するためだと言われています。
そこから身体の生理機能をコントロールする部分へ伝わり、自律神経や免疫系、
ホルモン系の働きのバランスをとることで心身へ影響をあたえると言われています。
おそらく多くの方が、目に見えない香り成分が体内に取り込まれるという意識や感覚が無いので、
健康や美容と結びつかないと思いますが、
これほどダイレクトに脳に伝達し、身体に影響しているということを
自分自身や家族のために知っておく必要がありますよね~。
●脳の疲れを香りが癒す?!
正常な脳は、心と身体に正しい指令を発信し、心身共に健やかな状態を保てます。
しかし、脳が疲れると肥満、肌荒れ、憂鬱などの不調の兆候が現れます。
過剰なストレスのかかった脳はバランスを崩し、脳の理性を司る部分と本能を
感じる脳の間での情報伝達が適切に行われなくなります。
この状態に陥ると、身体の指令も乱れ、さまざまなトラブルが発生します。
そこで、本能を感じる脳に直接働きかける香りを生活に取り入れる方法として、
私たちは時に花を愛でたり、
時に自然を訪れたり、
日常的にアロマテラピーなどを用い、健康を保っているのです。
「すぐリフレッシュしたい!」という時に、お気に入りの香りを嗅ぐことはとっても良いこと。
自分が「心地よい」と感じる香りを生活に取り入れて、心身共に健やかに過ごすことも大切でしょうし、
また、生活の中で香りを意識することができると、自分の心や身体が発するメッセージを上手くくみ取り、
より健康で美しくいられるかもしれません。
ただし!!!!「香り」なら何でも良いということではありません。
合成香料は、脳に良い影響を与えるどころか、間違った刺激をあたえ本来の脳の働きを妨げることも。
なるべく合成香料はさけて、天然の香りを取り入れてくださいね~。
ということで、今日は香りの影響についてお伝えしました。
ちなみに、つぼみの香りを使ったリフレッシュ方法は、「精油を使ったアロマバス」です。
毎日疲れた脳と身体を、心地よい香りの湯船に浸かって癒しています。
時に香りを間違えて、眠れないことも(笑)
つぼみでした~。
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