肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2023.1.20

陰陽五行から紐解く色の持つ力

 

みなさんは、好きな色はありますか?

昔からずっと好きな色、最近気になる色、自分のテーマになっている色。

ある色を身につけるだけで元気が出たり、落ち着いたりするのは、実は色にエネルギーがあるから。

今回は、色の持つ不思議な力についてご紹介していきます。

 

 

 

今でも私たちのそばにある陰陽五行

私たちの生活のなかに根深くある「色」の名残り。神社の鳥居の色になっていたり、「赤ちゃん」という名前、還暦のときに赤いちゃんちゃんこを着たり。これは、日本には縄文時代くらいから入っていたのではないかと言われている、「陰陽五行」という考えからきています。陰陽五行とは、陰と陽に、木・火・土・金・水の五行を足したもので、これらが世の中の原理原則であるという中国で始まった考えです。

木があると火によって燃える、

火が燃え盛ると土が肥える、

その土の中に金属が生まれる、

金属の上に水滴がついて水が生まれる、

水によって木が育つ

 

 

このように全てが関係しあってエネルギーが回っています。私たちはもともと農耕民族で、「土」がとても大切でした。いい土にするために、火を表す赤色のお稲荷さんを田畑に建て、その土地を豊かにしようという考えから今でも神社の鳥居が赤色であることが多いといわれています。

 

 

 

色の力を借りて、その年のわたしの運勢を味方に

先ほどの木・火・土・金・水に、その色が持つ力を加えた図を見てみましょう。

 

エネルギーが回っている、と言いましたが、そのサイクルの始まりは木から。

 

木は始まりの色で、強い意思を持ちたい、今年はスタートの年にするぞ!という方は、青のエネルギーを借りて。青色の洋服を着るとクリエイティビティが高まって、「あ、これがしたかったのかな」とインスピレーションがわいてきます。

 

自分のビジョンが明確になってきたら次にエネルギーをくれるのは赤色です。

 

赤は伝達や発信という力を持っていますが、自分のこういうところを伝えたい、と思っている時は赤のエネルギーを借りてみてください。たとえば、自分の意思をプレゼンする資料に赤の色を入れてみたり、赤のアクセサリーや赤色を使ったメイクをしてみたりするのもいいかもしれません。

 

そして、既に自分の意思を発信していて、次に具体的に形にしたいというときには黄色のエネルギーを借りてみましょう。

 

黄色のお財布はよいといわれますが、黄色は、中央の色で引力のエネルギーを持ち、お金やご縁を引き寄せてくれるため、実現のために必要なものがあるときに身に着けるのがおすすめです。

 

自分の目標を達成するためのものが揃っていて、今年は勝負だ!という方は、白色を纏って。

 

白は攻撃本能といって、挑戦する、前に進む力を高めてくれます。金を表す色なので、硬く前に突き進む力をくれるでしょう。

 

一通りチャレンジして、やりきった!というときには黒のエネルギーを借りてみてください。

 

黒は北、冬のエネルギーです。春に芽が吹いて、夏に草木が萌えて土が豊かになり、実りの秋が来て。収穫のあとは力を蓄える冬の時期がきます。黒には学習という意味合いがあります。今年は活発に動き回るというよりも、仕込みの時期だというときは黒のエネルギーを借りて。じっくりと調べ物をしたり、本屋さんにいったり、自分の中に固定観念を持たずにいろんなものをインプットしたい、という方は黒色を意識してみてください。

 

今年のテーマカラーは何色でしたか?

これから一年の目標と照らし合わせながら、ぜひ考えてみてくださいね。

 

 

 

「色は、私たちの脳が宇宙と出会う場所」!?

 

 

私たちの生活に馴染みのある、赤外線や紫外線は私たちが見える範囲を超えたものですが、私たちにはっきりと影響を与えています。

その中で、「色」は目で見て認識できます。

赤外線や紫外線のように、赤には赤のエネルギーがあって当たり前のことなのです。

波長の違う光が目に届くと、赤と緑と青を識別するセンサーを通って、脳が色を組み立てます。たまたま生まれ持って赤のセンサーを持っていない人にとっては赤色は見えず、緑と青で展開する世界になるわけです。

色があるというよりも色は脳で作られているといえるでしょう。

 

 

画家のポールセザンヌが「色は、私たちの脳が宇宙と出会う場所である!」という言葉を残しています。色は太陽の光、つまり宇宙から届き、その光が脳で出会って私たちはそれを色として認識しているということです。寒いときに温かい色を纏いたくなるのは、光のエネルギーが異なるため、当たり前のこと。そう考えると昔の人たちは、光と脳の仕組みは知らなかったけれど感覚としてわかっていたのかもしれませんね。

 

そして最近は肌にも赤と緑と青を感じるセンサーがあることがわかってきました。私たちは、胎児、もっと言えば受精卵のときには、肌と脳は一つの神経でした。それが末梢神経になって肌になり、中央に集まって脳になる。最終的に変化した形は違うけれどもともとは同じメカニズムをもっています。例えばアイシャドウに載せた青色というのは、鏡を見て青の気分、と思うだけでなく載せた肌の部分が青だ!と感知してエネルギーとしてちゃんと脳が受け取っている、ということです。

 

 

 

今の自分の色を纏って

 

普段の生活ではあまり意識しない色の力ですが、無意識に手に取った色はきっと今の自分の心を映しています。

 

そんな色の力を、毎日の暮らしに取り入れやすくするために生まれた製品がザ パレットです。赤、黄、青の色の3原色から、いつでも心向くままに色を生み出すことができます。そして白で濃度を変えたり、とシアーアップでツヤ感を出すことも。自由自在なパレットです。

 

今年は活発に動きたい年なのか、じっくりと準備をする年なのか…

今年一年をどんな年にしたいか、そして意思を表すテーマカラーを決めたら、ぜひ小物に、服に、メイクに色を取り入れてみてくださいね。

 

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