2019.11.1
すいみんコラム#5 : HANAオーガニックお客様アンケートより①
この秋、HANAオーガニックではお客様アンケートを実施。日々の生活や美容への志向などをお尋ねしました。その中で、今年は睡眠についての回答もお願い。以前のお客様アンケートなどから見えるHANAオーガニックのお客様の傾向といえば、「比較的健康への関心度が高い」こと。ホリスティックケアを提唱するHANAオーガニックのお客様らしさでもあります。
それでは、2018年度現在のHANAオーガニックのお客様の睡眠実態はどのようなものなのか、見ていきましょう。
お客様の回答では、睡眠時間が6時間以下であると回答したお客様は48%。
2018年度の国民健康調査ではポイントとして40代女性のおよそ50%の睡眠時間が6時間未満であることが記載されていました。そこで、回答者のお客様のうち40代の方の回答(総数153名)だけを切り出しましたが、やはりその割合は48%。国民健康調査との間にわずかな差はあるものの、大差は見られませんでした。
また、睡眠に対しての不安が「特にない」と答えたお客様はわずか20%。それ以外の80%の方が睡眠についてなんらかの不安をもっており、上位5つの不安すべてにチェックを入れたお客様も約2%いらっしゃいました。
さらに、不眠に関して通院経験がある(過去、現在に関わらず)という方も8%おられることがわかりました。
当初、私たちスタッフが想定していたよりもHANAオーガニックのお客様に睡眠に関する悩みを抱えておられる方が多いということがわかったのです。
日本疫学会の2000年の発表では、国民全体の約20%が不眠を訴え、3~5%の人が睡眠薬を使用しているという調査結果が公表されています。もはや、不眠は「特別な誰かだけ」が陥るものではなく、誰しもが共通にもつ“一般的な”悩みと言えるかもしれません。
しかし「眠ることができない」状態は身心ともに疲労を感じるもの。また、疲労が取れない「まま」日々の疲労をどんどんためてしまうことで、死亡や病気のリスクが高まるという実態は多くの調査から得られて、知られています。
軽度の悩みと放置せず自ら眠りを調整する工夫をして、「眠ることができる」状態へと自らを導いていくことが大切ですね。