2019.8.30
正しい髪の乾かし方
ドライヤーの熱は髪にダメージを与えてしまう、と言われていますが、ドライヤーと自然乾燥、頭皮や髪にとって本当に良い方は? 美容師さんによってもいろんな考え方があり、なにがベストなのか、悩みますよね。
ここではKAMI研の考える髪の乾かし方の最善策をお伝えします。
▼ドライヤーの熱はダメージを与える?
確かにドライヤーは、使用頻度が高く、その度に熱を加えることになるのでダメージにつながるということは明らかです。
その点、自然乾燥では一切熱を加えないため、毛髪や頭皮が傷みにくいというメリットはあると言われています。
▼しかし他にも考えるポイントが!
次に考えたいポイントとしては、熱によるダメージとあともう一つ。
頭皮が濡れている時間です。
実は髪や頭皮が濡れていることがダメージにつながるのです。
頭皮が濡れた状態が続くと、雑菌が繁殖してにおいや頭皮トラブルの原因になることも。 また、髪の毛が濡れた状態で寝てしまったりブラッシングすると、摩擦でキューティクルが剥がれ髪の傷み、パサつきの原因になります。
その点では自然乾燥に比べ、ドライヤーはすぐに髪と頭皮が濡れた状態から抜け出せます。
▼ドライヤーを使用するときのポイント
冷風で使用すると髪にダメージを与えずに乾かすことができます。
温風の場合は20cm以上髪から離すこと、そしてトリートメントやヘアオイルなどで保護してから乾かすこと。
最近は洗い流さなくてもいいアウトバスのトリートメントが増えてきています。髪と頭皮にやさしい成分でつくられたもの、自分の好きな香りのものを使うようにしましょう。タオルドライの後にトリートメントでマッサージをしてドライヤーで乾かすのもおすすめです。
また、ドライヤーの風を斜め上からあてることで髪表面のキューティクルが整い、仕上げに冷風をあてることでツヤがでてきます。
▼自然乾燥で乾かすときのポイント
濡れた状態での放置は髪にかなり負担がかかります。キューティクルが開いてい状態なのでブラッシングやタオルドライは丁寧に行なわなければなりません。
ブラッシングでは粗いヘアブラシを使うこと、タオルドライはこすらずゆっくりとパッティングするように拭きましょう。もうひとつここで注意したいのが頭皮の水分をしっかりふきとること。軽く髪の毛全体をタオルで押さえつけた後、両手を左右に動かして頭皮をふいて乾かしましょう。
▼まとめ
- トリートメントなどで保護した後、ドライヤーで根元から乾かす
- もし自然乾燥で乾かすなら、やさしくブラッシングをし、頭皮の水分をしっかりとることを意識する。
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