肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

  • user
  • cart

2022.1.14

美しい地球の色と遊ぶ。魂が震えるメイク。

 

旧暦の新年が始まる2月1日に、いよいよ新製品「ザパレット」を発売します。

 

なんとなく八方塞りで鬱々としがちな状況の中で、今、どうしてもみなさんに色の持つ力を届けたい。そんな想いから、大地から生まれた原色を掛け合わせて自由に地球の色と遊ぶカラーパレットにたどり着きました。

 

メイクが好き・嫌いに関係なくすべての女性に試してほしい、誰かに見せるメイクではなく、美しい地球の色と響き合う「わたしのためのメイク」。

 

アイカラー、チーク、口紅、ハイライト、なんでも作れ、色が合わなかった口紅を再利用してみたり、化粧品廃棄ロスに対しても、貢献できる新製品。今回は開発者の林田より、開発背景をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

いつでも女性たちの想いと共に。

大震災が起こった2011年に HANA ORGANIC を立ち上げて、10年間活動してきました。

 

 

安全、安心なものがほしい。心から癒されたい。もっとわたしらしくありたい。女性たちの想いが大きく変化する中で、それに応えたいと誕生したHANA ORGANIC。植物の香りやエネルギーがわたしたちに与える恩恵を製品としてお届けして10年、気が付けばオーガニックコスメのメーカーもどんどん増えて、自然体で気持ちよく過ごす女性達も増えてきました。

 

そんな中で起こったパンデミック。長引くマスク生活、テレワーク、繰り返す自粛生活‥‥。気が付くと、なんだかすっかり色を失っている私達がいました。

 

「しばらく口紅塗ってないなぁ。」「メイクの仕方忘れちゃうよね。」

「キラキラしたピアス、久しぶりにつけたいな。」「なんか気持ち、あげたいよね。」

 

人と会う機会が減って、自宅での日常は楽しんでいるものの、気持ちの揺れ幅が小さくなるような感覚。それでいながら、流行を追いかけることには、地球や環境への罪悪感を覚えたり、もっとミニマムに生きたいと思ったり。八方塞がりのような状況が続くようになりました。

 

女性たちに身体も心も健やかで、ご機嫌な毎日を過ごしてほしい、と立ち上げたブランド。なんとか女性たちに色を取り戻してほしい。今、HANA ORGANICにできることがあるのではないか。わたし自身も、もっと内側から湧き上がるような喜びの中で暮らしたい、そんな想いが生まれてきた中で、改めて注目したのが「メイク」でした。

 

実はわたし自身はメイクがあまり得意ではないのですが、しなくなって初めて色の持つ「人を元気にする力」を思い知らされました。得意分野のオーガニックコスメで、自然の色だけを用いて気持ちを彩れるものが作れないか。そう思ってパレットの開発に至りました。

 

 

 

一生モノのメイク道具。パワフルな大地から生まれたマザーカラーたち

 

色の力を最大限に感じられるメイクを作れないか、そうしてたどり着いた製品、「ザ パレット」。パレットに並ぶ色を見ると、ちょっと驚かれるかもしれません。

 

これらは実は、世の中のオーガニックメイク製品を作るときに使われる、すべての大元となっているマザーカラー・原色。赤・青・黄色、たったこの3色と白で、無数の色を作り出せてしまうというものです。

 

 

 

子供の頃に色の3原色というのを習ったことを思い出すかもしれませんが、赤、青、黄、白を絵具のように混ぜ合わせるとこのパレットのようないろんな色が生み出せます

 

 

ピンク、オレンジ、カーキ、パープル、この春の新色もこのパレットがあればマザーカラーを混ぜ合わせて自分で作ることも可能です。またバーム状で伸びも良いので、アイカラーにも、チーク、リップ、ハイライトやコンシーラーにも使えます。

 

 

そしてこれらのマザーカラーにはもう一つ秘密があります。それは、すべて太古の時代から使われてきた大地から生まれたもの、母なる地球の恵みであるということです。

 

 

赤はベンガラ(紅殻、弁柄)と呼ばれ、数万年前の洞窟壁画などに見られるあの赤の塗料です。土の中に生命の源である血液と同じ赤を見出し、酸化鉄で赤土になったものを掘り出して使っていました。

 

 

そして黄色はオウド(黄土)、同じく酸化鉄で黄色くなった土から作ったもので、ピラミッドの壁画にも黄金を表す色として使われた、力を表す色。

 

 

そして青はグンジョウ(群青)、宝石のラピスラズリから生まれ、日本では「瑠璃」と呼ばれてきた色であり、古代の画家たちのあこがれの色でした。

 

 

現代では鉱物を反応させて生成していますが、いずれにせよ大地から生まれた、まるでパワーストーンのような100%天然のマザーカラーです。

 

混ぜて色を作るのも面白いのですが、パワフルなマザーカラーをそのまま肌に載せると、なんだか不思議な力が湧いてくるような感覚になります。

 

 

 

 

 

 

魂を震わせる色、音、歌、踊り、祭り

色には私達が思う以上の力があります。

 

大自然の中で翻弄されながらも、たくましく生きてきた祖先たち。パンデミックも100年に一度繰り返し訪れてきましたので、どんな厄災にでも立ち向かい、暮らしを楽しむ力で前に進んできた歴史があります。

 

 

自然と共に生きる狩猟採集民族の智慧を紐解いてみても、色、音、歌、踊り、祭り、子供の頃大好きだったものたちが、わたしの中の自然の力を呼び覚まし、困難を乗り越えさせてくれていたことがわかります。

 

 

よく「魂が震えるほど感動した」とか、「魂を揺さぶる~~」と言いますが、どれもおもしろい点で一致していて、それが「震動」です。

 

実際に身体を揺らす踊りも、歌は音波、色は光の振動、祭りの高揚感はまさに色、歌、踊り、すべてで共鳴を起こして、魂を揺さぶる仕掛けで溢れています。

 

私達はそういった震動を感じると、魂までもが揺さぶられて、生きる力のようなものが湧き上がってくるのではないのでしょうか。

 

そして肌には、この震動をものすごく繊細に察知する装置が備わっていて、目にある色の受信体も、肌の細胞にも備わっていることがわかっています。私達は外との境界線である肌で、自然の響きを受信していたのですね。

 

 

 

 

使い方、色との遊び方は、無限大。試す人の数だけ楽しさが生まれる。

 

色を失いがちな今の時期に、このザパレットで混ぜて、肌に載せて、夢中になって地球の色と遊ぶ。地球の色とわたしが響き合う楽しさが広がって、窮屈な気持ちから一気に解き放たれたような気分になれるはずです。

 

指で、筆で、単色で、色と色を混ぜながら、好きなところに好きなように自由な気持ちで使って欲しい、と願っています。

 

 

 

コンシーラーやファンデーションの色調整や、色が合わなかった口紅を、再利用してみたり、このパレット1つで、使いきれずに捨ててしまう事の多いメイク用品の化粧品廃棄ロスにも対応することができます。

 

ベースはすべて天然100%のオーガニックバームで、タール系色素、カルミン色素、ナノ化成分、石油由来成分すべて無添加、マイクロプラスチックに当たるナイロンー12などのメイクに使われることの多い成分も入れていません。

 

肌荒れに対応する植物成分が配合され、石鹸で落ちるので、敏感肌の方にも、お子さんと一緒に楽しむこともできるパレットです。

 

 

 

 

クラウドファンディングでもご支援いただいた製品。多くの方に届きますように。

 

古来からわたしたちが用いてきた色の持つ力でわたしの力も呼び覚ます「わたしのためのメイク」。今だからこそ、日本中の女性に、さらには世界中の女性に届けたい。そんな想いがあり、2021年秋にはクラウドファンディングも実施し、たくさんのご支援をいただきました。

 

思い返すと色を自分で作り出す製品なんて、すべてが初めての取り組みで、製造メーカーさんには「この原色を出しちゃったら、新色が売れなくなってしまうのでは・・・」という本音もポロリと出たほどでした。

 

マグネット仕様にするための鉄板は、材料を探してなんと宇宙ロケットの部品を作る工場にお願いすることになったり。挫折しそうなことも何度もありましたが、なんとか今、この色の力を女性たちに届けたい、との想いで、紆余曲折を乗り越えてやっとみなさまにお届けする準備が整いました。

 

新年。この美しい地球の色と遊ぶ「魂が震えるメイク」が、たくさんの女性たちを笑顔にできますように。肌も心も色鮮やかな一年にしたいですね!

 

 

 

記事一覧

紹介された製品

pagetop