2023.4.7
肌が喜ぶ洗顔習慣
身体の中で敏感なセンサーをもつ場所
つま先から頭皮まで、わたしたちの身体を覆う肌。その中で一番情報をキャッチする場所はどこかご存知でしょうか。
それは、手のひらと唇、そして顔の肌。
手のひらや唇は、外界や他の人と通じ、味方なのか身体の中に入れても安全なものなのか、見分けることができるセンサーの役目を持っています。そして鼻や口の粘膜がある顔は、目に見えないウイルスや飛散物、汚れにとても敏感です。
塗るものよりも落とすもの
センサーとしてとても大切な顔。その顔が清潔で心地よくあるために、汚れや余分な皮脂を落とすものは慎重に選んでほしいと思っています。本来洗顔は肌を清潔にするためなのに、肌に大切な皮脂や常在菌を落とし、肌が乾燥したり荒れたりしてしまうのはもったいないですよね。
一日の終わり、肌を心地よい状態にしてダメージを癒すスキンケアの始まりである洗顔は、化粧水や美容液などの与えるものよりも「肌へのやさしさ」を基準に選んでみてください。
HANA ORGANIC の洗顔
HANA ORGANIC には、２つの洗顔料があります。一つはピュアリクレイで、練り石けんとクレイを混ぜ合わせたペースト状の製品。もう一つはキューブソープといって、固形の洗顔石けんです。今回はこの製品を詳しくご紹介します。
固形石けんをつくるときになによりも大切なのが、温度の管理。キューブソープは、“コールドプロセス製法”でつくられています。温度を上げずに低温でじっくりと熟成させる製法です。
最初にオリーブオイルやパーム油、ヤシ油などの油分を液体状に溶かしますが、ゆっくりと温度を上げて、50℃以上にならないよう温度を慎重に調整します。こうすることで、植物オイルの美容成分が残ったままの固形石けんができあがり、石けん成分で汚れをやさしく落としながら、美容成分たっぷりの泡に包まれてしっとりとした洗い上がりになります。
オイル成分をたっぷりと配合しているため、乾燥肌の方や、肌にダメージを受けてしまった時には、キューブソープがおすすめです。
そして、キューブソープは2023年4月から自社で製造するようになりました。HANA ORGANIC で販売する製品を自社製造するのは今回が初めて。たくさんの試作を経て、リニューアル発売することとなりました。原料供給の安定性やより安心してお使いいただけるよう一部成分を変更しましたが、使用感に影響はありませんのでご安心ください。
手のひらが水に触れる瞬間や、汚れが落ちたときの気持ちいいという肌の感覚は、Holistic Careの根本でもあります。ただ汚れを落とすだけと考えず、ぜひ「心地よさ」を大切に毎日の洗顔を行ってみてくださいね。
