8月19日のインスタLIVEでは、Holistic Beautyのパイオニアであり美容家の岸紅子さんをお招きして、毎日のセルフケアをさらに深めてくれる「スキンケア瞑想」というメソッドについてのお話を伺いました。

 

≫インスタLIVEアーカイブ「涙が溢れる「スキンケア瞑想」の開発秘話」

 

 

美容の可能性を感じ、解剖学、生理学、心理学、呼吸法、イメージングなど様々な学びを深めてきた岸紅子さん。だからこそ、辿り着いて開発されたメソッドです。

 

わたしの奥深くにまで連れていってくれるような、心の中にいる小さなわたしに会いに行くような、セルフヒーリングにも繋がる「スキンケア瞑想」。体験した人の中には涙を流す人も多いのだそう。そして、心が整うだけでなく、もちろんお肌の調子もますます整いやすくなります。

 

毎日、自分に優しく触れながら、わたしのひとつひとつのパーツに感謝する。

たったそれだけのことかもしれませんが、自分の中にある平和、豊かさ、美しさに気づくことができるでしょう。

 

 

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スキンケア瞑想は、HBAの代表理事である岸 紅子さん（@kishibeniko）が、美容家の集大成として、脳科学、心理学、皮膚科学、微生物学、五感生理学の観点から開発した「ココロとカラダに働きかけるスキンケアメソッド」です。触覚、聴覚、嗅覚、呼吸、イメージングによるアプローチで自律神経を整え、深いリラックスへと誘います。

 

用意するのは「いつものコスメ」と「ご自身の手」だけ。動画の音声ナビゲーションにあわせて、スキンケアをお楽しみください

 

▼スキンケア瞑想動画（日本語版）

https://www.youtube.com/watch?v=oU4PvUWWxQs

 

▼スキンケア瞑想動画（英語版）

https://www.youtube.com/watch?v=PeM3TdQJuu4

 

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このコラムでは、インスタLIVEで岸紅子さんにご紹介いただいたスキンケア瞑想の開発に込めた思いと、実践のポイントをまとめました。

 

以下が岸紅子さんがお話してくださった内容となります。

 

 

 

恥ずかしくてもいい、自分にありがとうを。

 

「肌に触れることを入り口に、体と心をつなぎ、穏やかな呼吸と深いリラックスを。」

 

それがこのスキンケア瞑想に込めた願いです。行き過ぎた資本主義社会の中では、多くの人が日々忙しく、過度なストレスに苦しみ、自分を労ることを後回しにしてしまいがち。その蓄積はボディーブローのように効いて本来の自分を見失わせます。

 

一番大切なことは、他者の目に惑わされずに、自分のことを好きでいてあげること。わたしを愛して、何よりもわたしに敬意を与えることができるのは、紛れもないわたし自身です。

自分自身がちゃんと認めてあげること。人に期待するものではありません。

 

そのために、まずは恥ずかしくてもいいので、自分に「ありがとう」を言ってあげましょう。

 

スキンケア瞑想では、目、鼻、口、耳など、五感に関連するパーツひとつひとつを触りながら、じっくりとセルフヒーリングをしていきます。顔は多くの感覚器が集まっているので、顔を触りながらその機能に癒しを与えることができます。

 

例えば今日も無理させてしまった目に、わたしを守ってくれた肌に感謝を伝えます。肌に触れる、体の機能に感謝をするということを入口に、わたしを認め、愛を与えながら、体と心を深くつないでいきます。

 

目も、肌も、細胞も、菌も、結局全部本当はわたし自身。そんなふうに自分を拡張して心を寄せて、そうすることで最終的には、その一番深いところにいる本当の私にありがとうと心から言えるかもしれません。

 

 

 

 

自分の中のインナーチャイルド（潜在意識）の声に気が付く

 

 

瞑想の最後に、インナーチャイルドに会うシーンがあります。そこで自分自身の中の小さな自分に、ハグして、キスして、ありがとうと伝える。心から言えたときに、ものすごく大きな「満たされ感」を感じるはずです。

 

インナーチャイルドとは、自分が6歳ぐらいまでの間に培ってきた、子供の頃の心です。まだ大人の損得勘定やジャッジや忖度がなかった頃の本能脳の姿といってもいいかもしれません。本来の自分のピュアな魂の象徴です。

 

そこにちゃんと触れ合うことは自分のアンカー（錨）のような存在にもなります。

 

大人になって損得勘定で物事を判断し選択したことと、ピュアな魂のわたしが喜ぶことが一致しないことがあります。その小さな違和感を無視し続けてしまうと、終いには体や心にの不調となって現れてくるかもしれません。

 

なぜかむやみに不機嫌になってしまうことはありませんか。そんなとき私たちはよくその原因を外に求めてあれだこれだと頭で考えて探してしまいますが、案外違和感の本質は自分の内側にある想いに自分自身が気づけていない場合も多いです。本当に見つめるべきは内側なんですよね。

 

インナーチャイルドの声に気が付くためには、毎晩心を落ち着けてわたし自身に問いかける時間を作ってあげることが大切です。

 

スキンケアをベースにして1日1回、自分自身を深く見つめる習慣をつけたら、本当のわたしの魂の声を聞いて、小さな私が訴える言い分を、ただ聞いてあげましょう。そうすると、きっともっと楽になるはずです。

 

 

 

 

五感を刺激する、本物のオーガニックコスメを。

 

 

同じコスメを使うにしても、五感をいかに刺激できるかで体への生理活性が変わってくるので、本物のオーガニックコスメを使うのが絶対におすすめです。

 

特に嗅覚からの刺激というのは私たちの心と体に大きく影響します。天然の植物の作るエネルギーに満ちた香りを嗅ぐことで呼吸が深くなったり、その芳香成分がホルモンバランスや自律神経の不調を整えてくれることもあります。

 

オーガニックとは、ホリスティックであるということ。

 

植物の成分を単離したり合成した“部分的なもの”だけを使うのではなく、基本的に花であれば花を、葉であれば葉をまるごとホリスティック（包括的）に抽出してあげることが大切です。科学では再現できない微量で未知なる成分が丸ごと存在していることが大切。ホリスティックなものというのは、ホリスティックな有機体である私たち自身との相性も非常に良いもの。

 

植物のエネルギーをそのまま取り込むことのできるような、質の良いオーガニックコスメを使って目に見えないエネルギーをもチャージしてください

 

心が整う、自分自身と深いところで繋がるということはもちろんですが、そうしてスキンケア瞑想をして心に働きかけ、丁寧にケアをすることによって、肌質もとても良くなります。時間をかけて、ゆっくりタッチセラピーを行うというふうにするだけで同じ化粧品でも保水力も８時間変わるとも言われています。

 

 

 

体のエネルギーを感じる

 

 

スキンケア瞑想には「五感を先に開く」という工程があります。中でも、「体の中の音を聞く」という工程は非常に体感があり、効果的です。

 

体の中の音を聞く方法、それは耳をしっかりふさぐこと。それぞれの手のひらでしっかりと耳を押さえて塞ぎます。目を閉じて体の内側に集中してみてください。

 

いかがでしょうか。まるでボイラー室にいるかのように、心臓の血流の音が体の中に鳴り響いていて、体って意外にうるさいですよね。（笑）

 

それほど、私たちの身体の中ではエネルギーが巡り、瞬間瞬間にエネルギーを作り出しています。

そんなパワーを感じるだけで、自分自身が生きているということに、ある種の驚きとそして感謝を感じます。

 

わたし自身への敬意、感謝。それが、わたしを愛するということにも繋がります。

 

肌に触れるタッチセラピーは、繰り返し行うことでたくさんのメリットがあります。

 

タッチセラピーは5日間連続的に行うことで、オキシトシンというホルモンがより出やすくなるという統計があります。オキシトシンとは、愛情ホルモンや、幸せホルモンとも呼ばれるホルモン。幸福感や感情を整える働きはもちろん、肌の調子も良くしたり免疫力を高めたりと様々なメリットがありますので、ぜひまずは5日間連続で行ってみてください。

 

どんな時でも一日の終わりには満たされたわたしでいることができますように。

 

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