2022.10.5
読書の秋。スタッフお気に入りの本をご紹介します。
軽やかな空気が心地良い、秋。
「●●の秋」と言われる季節ですが、皆さまは何から始めていますか?
今回のコラムでは、「読書の秋」にぴったりな、HANA ORGANIC スタッフおすすめの本をご紹介します。
ゆっくりと過ごしたい秋の夜のお供に、いかがでしょうか。
HANA ORGANIC スタッフ たに のお気に入り
「街と山のあいだ」 若菜晃子(著)
(Amazonリンク)
装丁の柔らかい手触りに惹かれて買ったお気に入りの本。タイトルにもあるように山の話だけではなく、人生で起こること、人との出会いや別れについて、すっきりと、美しく書かれています。
著者の若菜さんが旅をして出会ったことについて短編で綴られているので、身構えずに読み始めることができます。読んでいると心が温かくなります。
印象に残っている言葉
「誰の上にもいつも等しく太陽の光は降り注いでいて、等しく自然派移り変わっている」
という言葉。家にこもりがちだったとき、はっとさせられました。
こんなときに。
・読書時間がなかなかとれない方に
・自然に触れたいとき
・寝る前など、心が落ち着くときに
HANA ORGANIC スタッフ こば のお気に入り
「天使のかいかた」 なかがわちひろ 作
(Amazonリンク)
子ども向けの短い物語ですがイラストがかわいく、大人にもおすすめの本。将来自分の子どもが生まれたら一緒に読みたいと思い、独身時代に購入しました。
「天使を飼う」という発想がとても好きです。読んでいると心がふんわり温かくなります。
おすすめポイント
天使のうんちの場面もかわいくて、ついくすっとしちゃいます。
こんなときに。
・お子さんがペットを飼いたいと言った時
・孤独を感じた時
・気持ちが疲れた時
・ほのぼのとした世界にいきたい時
HANA ORGANIC スタッフ たかはし のお気に入り
「ハンターギャザラー」 鴻池朋子(著)
(Amazonリンク)
人間の文化の原型はハンターギャザラー(狩猟採集民)で、すべてのものづくりは自然を「人間界へ引きずり込む」行為であるとして、その逆転を試みる現代アーティスト鴻池朋子さん。その創作の背景と頭の中に触れることができるエネルギー溢れる作品集です。
つくること、見ることとは何かを考えさせられます。
印象に残っている言葉
「本当に大切なことは言葉にしない。やがていつか決定的な言葉となってやってくる時まで、そこに辿り着くまでは、大切なことは私の温かい心臓の片隅で沈黙を続ける。」
自分自身も感じたことがある感覚が、アーティストの独特な感性と重なったとき、ほっとしたと同時にその感覚を大切にしようと思えました。
こんなときに。
・自然のエネルギーを感じたい時
・アートについて深く考えたいとき
・アーティストの頭の中を覗きたい時
・クリエイティブな気持ちのとき
皆さまの「#わたしのお気に入りの本」を教えてください
おしゃべりコミュニティ「HANAの森」では、HANA ORGANIC ユーザーの皆さまのお気に入りの本を募集しています!皆さまの関心と関心が繋がり合って、新しい本や物事との出会いのきっかけになるかもしれません。
ぜひお気軽にご参加ください♪