2023.6.23
ちゃんと洗っているのに頭皮が痒いのはなぜ?
定期的に洗髪をしているのに、なんだかずっと頭皮が痒い…ということはありませんか。
頭皮の痒みが気になりだすと、ふとした時にも頭を触ってしまっていたり、ストレスと一緒になってさらに掻いてしまったり。どんどん頭皮の状態が悪化することも。
そんな状態から抜け出すためには、“汚れを落とすもの”、つまりシャンプーを見直すことが大切です。
「1日洗わないと頭皮が痒くなる」そんな状態の頭皮で起こっていること。
頭皮には、顔の肌と同様、たくさんの常在菌が潜んでいます。
常在菌は皮脂を分解しますが、その過程で、遊離脂肪酸などの皮膚に刺激を与える物質が発生します。特に湿気やすい梅雨時期には、この遊離脂肪酸が生産されやすく、痒みに悩む方も多くなる傾向があります。
健康な頭皮であれば、角質のバリアが守っているので痒みを感じることがありませんが、常に痒みを感じている人の頭皮は、この角質のバリアが低下している可能性が高いのです。
なぜバリアが低下するの?
40代、50代の頭皮の皮脂分泌量は女性ホルモンの分泌低下に伴って、下がる傾向にあります。
しかし皮脂分泌量の低下に気づかずに20代、30代と同じようなシャンプーを使い続けたり、洗髪の仕方を続けるために「洗いすぎ」が起こります。
頭皮が乾燥しやすい状態にあるのに、洗浄力が強いシャンプーを使ってしまうとバリアが低下し、痒みが起きます。すると痒いからまた洗う、という悪循環に陥ってしまいます。
悪循環から抜け出すためには?
①思い切って洗う回数を減らす
2~3日に一回、湯シャンを取り入れてみるといいでしょう。
皮脂の汚れは38℃以上で流れていくので、お湯だけでも十分汚れをすすぐことができます。
[湯シャンの方法]
①髪の毛が絡まらないように、また汚れを落とすために丁寧にブラッシングする。
②38℃~40℃くらいのぬるめのお湯で、頭皮の汚れを落とすようにやさしく洗う。
③タオルとドライヤーで頭皮からしっかりと乾かす。
②洗浄力のマイルドなシャンプーに変える
シャンプーを洗浄力を基準に分類すると、高級アルコール系、石鹼系、アミノ酸系、3つに分けることができます。
高級アルコール系は石油由来で大量に作ることが可能で、シャンプーのみならず台所洗剤、住宅用洗剤などにも広く用いられ流通量の多い界面活性剤となります。そのため価格が低いので安価なシャンプーには良く用いられています。
石鹼系は、アルカリ性のため一時的に皮膚刺激性を感じる場合があります。
40代からの皮脂分泌量が下がり、敏感になりやすい頭皮には植物由来の比較的マイルドなアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
HANA ORGANIC のリセットシャンプーは、アミノ酸系で設計、低刺激にこだわった洗浄成分で皮脂の落とし過ぎによる頭皮乾燥を防ぎます。また、頭皮の炎症を癒す、コンフリー葉エキスとニンジン葉エキスという植物成分を配合しています。
どれを選べばよいか分からない、という時には、ぜひリセットシャンプーをお試しください。
いま起こっている頭皮の乾燥を早めに対処したい!という方は、3WAY トリートメントパックの併用がおすすめ。頭皮に届くようたっぷりと揉みこみ、しばらく置いて水で流す“頭皮パック”を試してみてくださいね。
まとめ
肌も頭皮も同じ。頭皮を肌の延長線だと考えると、強い洗浄成分でごしごしと洗いたくないですよね。
頭皮の痒みを感じたら、ぜひ、シャンプーを見直してみてくださいね。
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