2015年の「ローズウォーターヌーボー」

こんにちは、おたねです。
まだまだ暑い日が続いていますが、少しずつ日が短くなってきましたね。
夏の終わりが近づいてきていると思うと、何だか少し寂しい気もするのですが、
間もなく「ローズウォーターヌーボー」の発売日だと思うと、
とっても楽しみでなりません。
気になる発売予定日はコラムの最後でお知らせしますね。

「ローズウォーターヌーボーって何？」と思われた方のために、
ローズウォーターヌーボーについて簡単にご説明いたしますね。

「ローズウォーターヌーボー」とは5月末～6月の約2週間の薔薇の開花の時期に
薔薇の世界最大産地であるブルガリアで行われる
摘みとったばかりのローズから抽出したローズウォーターを楽しむお祭りのことで、
収穫できたことに感謝とお祝いの気持ちを込めています。
そしてＨＡＮＡオーガニックでは、6月に収穫したこの初収穫の薔薇を蒸留し、
船便で日本に送り、フレッシュなその年だけの薔薇の魅力を感じていただく限定商品として
毎年秋に「ローズウォーターヌーボー」という名前の商品を発売しています。

精油が入っていなくてもローズウォーターはとてもいい香りがしますが、
精油が入っているローズウォーターの香りは格別で、とても濃厚です。
天然のものだからこそ、毎年香りが違うので
ＨＡＮＡオーガニックのスタッフも「今年の出来栄えや香りはどうなんだろう？」と
毎年みんなわくわく、楽しみにしています。

最近、お客様からも「今年のローズウォーターヌーボーはいつ頃販売されますか？」といった
お問い合わせをいただくことが増えてきました。
「ローズウォーターヌーボー」を発売し始めて今年で3年目になりますが
お客様の中でも楽しみにしてくださっている方が増えており、とても嬉しく思っています。

さて、HANAオーガニックのローズウォーターが作られているのは、
ご存知の方も多いかと思いますが、ブルガリアのエニオボンチェフ社です。
ブルガリアは日本ではヨーグルトのイメージが強いですが、
バラの一大産地で、世界最大のバラ精油生産国。
近年、イラン、トルコ、モロッコ、アフガニスタン、中国でも
たくさん生産されていますがブルガリア産のダマスクローズは
バラ精油のブランド的な地位を獲得しています。
そんなブルガリアの中でもエニオボンチェフ社は100年の歴史を誇る老舗の農園で、
スイスのオーガニック認証機関ＩＭＯ社によりオーガニック認証を受けた生産農場です。

エニオボンチェフ社で生産される薔薇は高品質ということで
HANAオーガニックも厚い信頼を寄せているのですが
今年は寒波や長雨など厳しい環境の影響を受け、その収穫量は昨年の半分程度でした。
そのため、もしかしたら、お客様に商品をお届けするための
十分な量のローズウォーターを入手ができないかもしれないと７月はひやひやしていましたが、
何とかエニオボンチェフ社のローズウォーターを入手できることが決まりました。

また、収穫量が少ないということは香りはどうなんだろう、
と新たな不安も出てきましたが、
エニオボンチェフ社が行った今年のローズウォーターの成分構成検査の結果には
なんと精油が「0.09％」も含まれているという数字が！！
0.025％を超えないとブルガリアローズのお墨付きがもらえないと言われていますが、
その3倍以上にもあたる0.09％。
香りについてもとーっても期待できるということがわかりました！

それから急いで始まった今年の「ローズウォーターヌーボー」の製作。
今年は、より香りを楽しんでいただけるようスプレ缶ータイプを採用しました。
細かい霧状のミストが出るので、お顔だけなく、全身にもお使いいただけます。
火照ったお肌にプシュ～、疲れた時にプシュ～、眠る前にプシュ～、
またお化粧前後のお肌にプシュ～、と様々な使用方法でお楽しみいただけると思います。

自然のものだからこそ、香りや収穫量が違い、
今年はエニオボンチェフ社のローズウォーターが十分に入手できないかもしれないという危機があったため、
より強く自然の偉大さを感じました。
貴重なローズウォーターを使えることに今まで以上に感謝し、
「その感謝の気持ちをお客様にいっぱい還元したいね」と
スタッフみんなで話しています！

このように作られた2015年の「ローズウォーターヌーボー」は
9月中旬に発売予定です。ぜひ楽しみにお待ちください！

なお、ただ今、名古屋高島屋のイベントにHANAオーガニックも出店しております。
お時間がある方はぜひ遊びにきてくださいね。

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