肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2013.4.1

クレンジングを替えるだけで、肌が元気になる?!

こんにちは、つぼみです!

 

フレッシュな4月!新しい生活をスタートされた方も多いのではないでしょうか。

 

 

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福岡の桜の名所。福岡城址の夜のライトアップ。キレイです~。

 

さて、4月に入ると気温もグーンと高くなり汗ばむこともしばしば。
そんな日は、早くメイクを落としてスッキリしたい!!!と思うのではないでしょうか。

 

そう、そんなあなたに必見!
今日は、クレンジング(洗顔)が肌に与える影響についてお話ししていきますね。

 

私たちは、美しい肌になりたいと、毎日クレンジングや化粧水、乳液などの
基礎化粧品を使いケアをしていますが、その中で最も肌への負担が大きいのが
クレンジングだと言われています。

 

クレンジングは、”肌に悪いメイクを落としてくれるもの”で、それ以上でも以下でもなく、
それがどれほど肌に影響するのかなんて、考えたこともない、という人が多いかもしれません。

 

しかし、マニキュアよりも除光液が爪を傷つけるのと同じように、クレンジングをすることで肌に負担がかかり
老化が進む原因になることもあるのです。

 

ここからは、その原因についてお話していきます。
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1)クレンジングするたびに、肌のバリア機能がこわれる?!

 

クレンジングの主成分は、水と油をなじませて汚れを落とす界面活性剤です。
界面活性剤には大きく分けて天然の界面活性剤と、石油由来の界面活性剤のふたつがありますが、
市場で売られている多くのクレンジングは、後者の石油系界面活性剤が使われており、肌への負担が大きい原因と言われています。

 

そもそも、この石油系界面活性剤は 第一次世界大戦中、ドイツで開発されたと言われ、
石けんの原料である動植物油を食料などに使ったため石けんが不足し、石油から界面活性剤を作り出したのがその始まりだそうです。
大量生産されたのはアメリカで、石けんや天然活性剤の比にならない 幅広い応用性 を持つので、
あっというまに世界に広がり、日本でも1950年代 、高度経済成長の波に乗り普及しました。

 

この石油系界面活性剤は、「洗浄力」が強く、多くの女性が使っている油性のファンデーションや
落ちにくい口紅なども簡単に落としてくれるので、忙しい現代女性にとっては、とても便利な代物。

 

しかしながら、その強力な性質は、水で洗い流しても無くなることがなく、いつまでも肌に残ると言われ、
肌に残った石油系界面活性剤は、肌のバリア機能となる角質層にまで侵入し、細胞や保湿成分を破壊し続けます。
その結果、肌が乾燥に傾いたり、皮脂を過剰に出そうとして吹き出物や肌荒れが起きる原因となっています。

 

一方で、昔から私たち人間が知恵と経験から選び使ってきた動植物の油からできる天然の界面活性剤は、
洗浄力が緩やかですが、水で簡単に流れてくれるので、肌に残ることがなく安心して使用できるのが特徴です。

 

いつまでも健康で美しい肌でありたいなら、まずはご自身のクレンジングや洗顔剤は何でできた界面活性剤なのかを知ることがとても大切です。

 

 

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日本では古くから、小豆や米ぬかなどが洗顔料として使われていました。

 

 

2)こすることで、肌年齢が加速?!

 

さらにクレンジングによる肌への負担があります。それは、汚れを落とす際に肌を”こする”ということです。
多くの女性は、クレンジングでこする、洗顔でこする、タオルでこする、化粧水を含ませたコットンでこする
という具合に、毎日「肌をこする」行為を繰り返しています。
この”こする”という行為は、摩擦により皮膚が薄くなり、確実に肌が傷ついていきます。
またこする刺激によって、メラノサイトという細胞を活性化させて、メラニンを増やしてしまい、その結果肌のくすみやシミの原因につながっているというのです。

 

シミの原因は紫外線だけではありません。毎日のお手入れが、自分の肌を作っているのです。いつまでも柔らかく弾力のある肌を目指すには、スキンケアのやり方、肌への触れかたも大切だということを忘れないでください。

 

 

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クレンジングや洗顔料はたっぷり使い、肌への摩擦を減らしましょう。

 

3)洗いすぎは、キメのない肌をつくる?!

クレンジングによって肌の乾燥が進むとバリア機能がこわれ、外界からの化学物質や異物を食い止めることができなくなります。そうなると肌の奥深くにある基底層の細胞分裂にまで影響を及ぼし、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が正常に行われなくなります。
そうすると古い角質がたまり、肌はゴワゴワし、乾燥で粉をふく状態になってしまいます。
乾燥が進んだ肌は、肌の健康や美しさの象徴である深いキメはおろか、線すらないペラペラの状態になることも。
キメの無い肌は、薄く弾力も失われますので、小じわの原因となります。

 

さらにクレンジング後には、化粧水や乳液、美容液等をつけてケアをしますが、
バリア機能を失った肌は、恐ろしいことに成分の良し悪しに関わらずそれらを肌の奥深くに吸収してしまいます。

 

このような洗顔を繰り返すと、極端な乾燥肌になるだけでなく、人によっては過剰に皮脂を分泌し脂性肌になったり、毛穴の広がりにもつながります。

 

 

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現在の日本女性の4人に3人が乾燥肌で、3人に1人が敏感肌だと言われていますが、その原因はクレンジングにあるのかもしれません。
クレンジングに含まれる大量の石油系界面活性剤、こするという行為、クレンジング後のスキンケアなどなど。
スキンケア選びやお手入れ方法を誤ると、せっかく健康で美しい肌を保つために行っていたケアが逆効果になることも十分にあり得るということです。
お化粧水や、乳液だけを気をつけるのではなく、今日からは是非、クレンジングも気をつけてみてください!
クレンジングを変えるだけでも、お肌が健康になるはずです。

 

つぼみでした。

 

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