肌も心も透明に。わたしに還る Holistic Care|HANA ORGANIC

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2022.7.6

「ただあるがままで満ちることができる」ダマスクばらの脳への働き

 

年もブルガリアでは HANA ORGANIC 製品のベースとなっている「ダマスクばら」が収穫の時期を迎えました。1年に20日間程度(5月下旬~6月上旬)しかない 収穫の時期の農園は大忙し。この時期のブルガリア(カザンラク)は町中がダマスクばらの香りで包まれているそう。ウクライナ情勢下でもダマスクばらは美しい花を咲かせ、エニオボンチェフの農場で働く人々も、不安があるなか懸命に収穫をしてくれました。

 

どうして HANA ORGANIC はこんなにも「ダマスクばら」にこだわるのか。

 

後編では、前編でお話しした感情と脳のメカニズムをもとに、 HANA ORGANIC がダマスクばらにこだわり続ける理由と、この時期のお助けアイテムとしておすすめのダマスクばらの取り入れ方をご紹介します。

 

≫(前半)脳の働きから考える、イライラ・もやもやとの上手な付き合い方

 

 

 

 

花は脳に「快」のスイッチを入れてくれる

 

ダマスクばらは唯一無二の植物として、アジア、中東、ヨーロッパ、世界中あらゆるところで伝承療法のなかで古くから重宝されてきました。そんなダマスクばらには、私たちの感情の過剰反応を抑えてくれる働きがあります。

 

そもそも、花はなぜ咲くのでしょうか?もちろん生殖のためではありますが、なぜ私たちの目から見たときに美しいと感じ、癒しを得るのでしょうか。代替療法の分野では、バッチフラワーレメディーなど花に基づく療法もあります。ただシンプルにお花を見ているだけでも私たちは癒されますよね。

 

それはきっと、花を見るとき触れるとき、脳の奥深いところ、記憶や潜在意識で感じるものに私たちを癒す効果があって、その原理が私たちの心に花を美しく映し出しているのかもしれません。

 

では、具体的に花はどのように私たちの潜在意識にはたらきかけるのでしょうか。

 

 

 

 

香りには快・不快を感じる古い脳のスイッチを入れてくれる働きがあります。何かがあって脳が不快のほうに引っ張られているときも、良い香りを嗅ぐと「気持ちいい」と快の方向に切り替えてくれるのです。

 

認知や感情を立ち上げてしまう新しい脳の動きをピタッと止めて、快・不快の古い脳へと戻してくれる。「ああかもしれない、こうかもしれない」という思考や感情よりも、もっとプリミティブな「わたしは生き物なんだ」という、より原始に近い感覚に自動的に戻してくれるのが香りの力なのです。

 

 

朝、起きてすぐにダマスクばらミストを吹きかけて、脳を快に切り替えて、心地よく一日をスタートする。

 

昼間、仕事でいっぱいいっぱいになっているときや、イライラ・もやもやとした気持ちが立ち上がってきたときに、ミストやハンドクリームで胸いっぱいにダマスクばらの香りを吸い込んで、脳を切り替える。

 

夜、お風呂の時間や寝る前に、ゆっくりと深呼吸をしながら香りで脳をリラックスモードに。

 

 

嗅覚は脳の最も深いところに働きかけますが、その他の五感からの刺激も加えてあげて、脳の反応を促しましょう。目を瞑ったり、心地よい肌ざわりのベッドに横たわってみたり。鼻から深く息を吸い込んで、身体の力を抜いていく。肌に触れたり、やさしくマッサージをしてあげたり。「落ち着いて、大丈夫」と語りかけてあげたり。

 

ぜひ五感全てを使って働きかけてみてください。

 

 

 

 

「ただあるがままで満ちることができる」

 

 

 

この感覚を心理学などの世界では、「euphoria(ユーフォリア)」と呼び、日本語では多幸感と訳される状態で、広義に「周りの環境に左右されない高揚感・多幸感」とされています。

 

ダマスクばらの香りには、高揚感につながるドーパミンと、癒し・安心感につながるオキシトシンの両方がコントロールされる珍しい効能があるといわれ、これがいわゆる多幸感、 euphoriaという状態へと導いてくれるのです。

 

どんな環境であっても、この香りを嗅いだ瞬間にリセットされる。

 

脳のインストール(記憶)をほとんど持たない赤ちゃんが、生理的な欲求以外では常にあるがままで満ちている状態であるように、私たちも香りを嗅ぐことで、 認知や感情で立ち上がっていた色々な感情がリセットされ、本当の「わたし」にもどしてくれる。それがダマスクばらの多幸感と呼ばれる効能です。

 

脳内物質の間には、ドーパミンが立ち上がるとエンドルフィンが下がる、というような拮抗関係があります。薬の効果でも同様のことが起こり、全体のバランスが偏ることになります

 

 

 

 

ダマスクばらには、狙う一方だけを上げる/下げるのではなく、全体のバランスを整える機能があることが大きな特徴です。

 

ダマスクばらの香りの中には500種類以上の芳香成分が入っていると言われており、まだ全ては解明されていません。通常の精油は約30種類ほどといわれているので、ダマスクばらの香りの複雑さがわかります。その複雑さに非常に繊細な調整機能があるのでしょう

 

例えば、肌が乾燥している方がダマスクばら水を使うと皮脂分泌が促されて、脂症の肌の方が塗ると皮脂分泌を逆に抑えてくれるという不思議な働きをもつのです。

 

この、脳と肌への唯一無二の効能、HANA ORGANIC がダマスクばらを最も Holistic Care に相応しい植物だと考え、その蒸留水であるダマスクばら水を製品のベースに使用する理由です。

 

自分が「気持ちいいと思う」場所が、わたしが還る場所。そこに戻る方法として、ヨガや瞑想をされるかたもいらっしゃると思います。自分に合ったいろいろなやり方を見つけたら、一緒に、ダマスクばらの香りの力を借りみるのもいいかもしれません

 

自分が香りに包まれたら、「わたしはいつでもここに還ってこれるんだよ」ということを自分の「身体と脳」に教えてあげてください。

 

 

 

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